2007年9月27日

男たちへ(塩野七生)

[読書] 男たちへ(塩野七生)

私が古本屋で集めている本に「ローマ人の物語」があります。
その15巻にも及ぶ大作は、しかし、私の本棚には2冊しかない。
そのうちに、おいおいと増えていくことでしょう。

さて、その大作を走り読む内に、私の塩野七生は「ななお」となって行きました。
ローマの勇者達の物語のなかで、作者の塩野氏も何時しか男となったようです。
しかし、この「男たちへ」を手にと取り、恥ずかしくも「七生」は「ななみ」であり女性であった事に気づくのです。

「フツウの男をフツウでない男にするための54章」と副題のついた本は、フツウの男にとっては手厳しい。
とてもではないがフツウでない男にはなれそうもありません。
それは良き時代の優雅さと知性を持ち合わせたジェントルマンを課す言葉が並びます。
しかし、そういう世界も憧れます。
決してたどり着く事のできない世界への憧れです。

<日本では、教育はあっても教養のない男(これは女でも同じだが)は、まってくはいて捨てるほどおおい。つまり、ここで言いたい「頭の良い男」とは、なにごとも自らの頭で考え、それにもとづいて判断をくだし、ために偏見にとらわれず、なにかの主義主張にこり固まった人々に比べ柔軟性に富み、それでいて鋭く深い洞察力を持つ男、ということになる。>

まったくフツウでない男は難しそう。
曰く自分の哲学・スタイルをもっている男だそうな。
単なる癖だったり意固地な部分は多分にあるのですが、哲学・スタイルとはちょっと違いそう。
せめてちょくちょくとこの本を紐解いて、フツウでない男の世界を垣間見ることにいたしましょう。
憧れることも言わばちょっとした位置エネルギー。

2007年9月26日

[登山ガイド]霧島連山 高千穂峰(高千穂河原ルート)

中岳から高千穂峰を望む

高千穂峰は霧島連峰の盟主といえる山です。

高さこそ韓国岳に譲りますが、数ある霧島の山々の中でその雄姿の素晴らしさは盟主にふさわしい姿をしています。
また、皇孫、ニニギノミコトが降臨したと伝えられる峰で、その頂には逆矛が祭られています。

高千穂峰には高千穂河原からのルートが一般的ですが、ほかに皇子原や霧島東神社からのルートなどがあります。

高千穂河原は駐車場も広く売店、展示館などが整備されています。
駐車場は有料ですが、時間制限はありません。
3分でも1日でも同じ料金です。

ここからは、高千穂峰はもちろん、中岳や霧島縦走の登山口であり、いつもにぎわっています。
その高千穂河原から鳥居をくぐり玉砂利の道を進むと霧島神宮の古宮跡があります。

古宮跡を右に曲がると石畳の道がありますので、案内板に従って進みましょう。
この石畳が帰りの疲れた足にはきついのですが、登りの時は綺麗で気持ちよく感じます。

さて、しばらく進むと赤い溶岩のガレ場になります。岩が崩れて登りにくい急登です。ガレ場は登りにくいので硬い溶岩のところを選んで登って行きましょう。
登山道というよりはお鉢に向かって自分でルートを選んで登ります。
滑らないように気をつけて・・・

ガレ場を登りきると御鉢です。覗くと大きな火口があります。噴煙があがっている所もありますが、誰か火口におりて書いた文字も見えることでしょう。
御鉢から左へ向かって進むと馬ノ背と呼ばれる火口沿いの細い道が現れます。
右方向へ曲がる火口壁左回りは崩落もあり危ないので今は登山禁止になっています。

馬ノ背をすぎると背門ノ丘と呼ばれる御鉢と高千穂峰の鞍部があります。
ここは、霧島神宮の上宮があったということですが、今は広場になっており良い休憩場所です。

ここから最後の急登です。
ここも赤くて細かい溶岩のガレ場になっています。
気をつけて上りましょう。もう直ぐです。

登り終わると山頂では逆矛が出迎えてくれます。
山頂には山小屋がありますが、小屋守がいなく開いていないことが多いです。
運良く開いていたら小屋守のおじさんから色々な話を聞けるでしょう。

登りにくかったガレ場は下山するときは、もっと危険な状態になります。
滑らないように気をつけながら降りましょう。
なるだけ硬いところを選びながら、ゆっくりと降りて行きます。

石畳に辿りつくとホッとすると思いますが、この石畳も曲者です。
膝を痛めないように注意しながら進んでください。

高千穂峰は1574mですが、登り口の高千穂河原が980mですので標高差はあまりありません。
人気もあり登山客も多い山ですので、ぜひ逆矛を見てきて下さい。

■標高
 標高  1574m
 登山口  980m
 標高差  594m

■参考タイム
 高千穂河原-(60分)-御鉢-(60分)-高千穂峰山頂 -
-(30分)-御鉢-(30分)-高千穂河原

■見所
 ・十文字草  5月 高原側8合目付近
 ・イワカガミ 5月 高原側8合目付近
 ・お鉢付近  馬の背、火口、火口壁
 ・頂上    展望よし、逆矛、山小屋

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:高千穂峰 [北西]
・Mapion 霧島周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

 

2007年9月24日

[登山日記] 俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)(H19.9)

[登山日記] 俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)

俵山直下
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夜明け前の東の空が、下のほうから明るくなり始めました。
明けの明星が明るく輝き日輪の先導役を務めています。
ここは高速道路、溝辺のパーキングエリア。

4台の車と15人の山好きが集い、これから向かう阿蘇、俵山・冠ヶ岳のことなどを三々五々と話しています。
いよいよ出発です。

鹿児島を出発して3時間後、9時に俵山の登山口から登り始めます。
俵山麓の展望台からは阿蘇の山々が目の前に広がって勇壮です。
これから6時間ほどの間、この阿蘇の山々の風景が消えては現れて私達を元気付けてくれることになります。

今回は交差縦走です。
8名と7名に分かれて俵山からと地蔵峠から登ります。

俵山直下はススキ野でした。ススキが朝日に照らされ優しくゆれています。
そのススキを過ぎると鮮やかな紫色のツリフネソウが出迎えてくれました。
今日は花を愛でる山行でもあります。

俵山は緩やかな稜線を目の前に広げています。
その前面は一面にススキの山肌に一本の登山道の筋があるだけです。
何も掴む物もない急登です。

上り詰めて右手の方に暫く進むと俵山山頂、1095mです。
そこで休みながらこれからの道程をたしかめます。
「あの鉄塔まで行くのよ」
「あれ?」
「いいえ、あっちの遠いほう」
今回は非常用パワーのを絞りださないといけないかも。

沿道にはマツムシ草が咲いています。
今日の空を映したような薄い青色の花びらです。
今回は最後までマツムシ草や秋の花々に励まされました。

俵山からの道のりは、それほど高くはありませんが、決して楽でもないピークを幾つか登り降りしながら進んで行きます。
マツムシ草の季節という事もあり、登山客の団体とよくすれ違います。

ちょっと早いですが、見晴らしの良い小高い丘で昼食です。
すでに太陽は高くなり、遮る影もないので崖淵に腰を置き吹き上がる風に涼をとりながらの昼食です。
きょうは暑い山行になりました。

「ヤッホー」・・・「ヤッホー」。
即行で帰ってくる声は、木霊でなく交差縦走の相手です。
12時30分、無事にランデブー、朝わかれて3時間半ですが妙に懐かしさがこみあげてきます。
「ここを登ったら後は横歩きよ!、頑張って」、信じても良いのかなぁ。
車の鍵とエールを交換して、おのおの自分の目的地に向かって歩きはじめます。

冠ヶ岳は登山道を右に折れて往復30分の折り返しです。
小学生位の女の子が1人、仲間に加わりました。
しばらく林道をすすむと山頂です。
山頂からは車道も見えて今日の山行が終りに近い事を教えてくれます。
いつの間にか女の子のお父さんも加わり山頂のひと時をすごします。

もとの登山道まで戻り「地蔵峠 60分」の道標を右に曲がってフラットな林道を進みます。
最後の休憩をとって10歩ほど歩くと車道、「おやっ、何だ?」と思うまもなく車道を横切ってまた山道に入っていきます。
そして御地蔵様の祭られた丘にたどりつきました。
今日の終点です。
6時間の山行でした。

逆のチームにトラブルがあり最後はちょっとバタバタしましたが、マツムシ草をはじめとした秋の花々を愛でながらの山行でした。

[記録]
山行 阿蘇 俵山・冠ヶ岳 交差縦走
参加 俵山→地蔵峠組 7名
   地蔵峠→俵山組 8名

5:50 溝辺パーキング集合、出発
8:50 俵山登山口 登山開始
10:30 俵山 山頂
12:30 交差の相手組と合流
13:50 冠ヶ岳 山頂
15:10 地蔵峠 到着

2007年9月22日

未来の地球からのメッセージ


電灯やテレビをつけっぱなしにしていませんか。
近くなのに車でいっていませんか。
温暖化、知っているけど傍観者なっていませんか。

環境問題って深刻ですよね。
深刻ですが、大人たちには少し緊迫感にかける問題なのかもしれません。

そして、このまま温暖化が進んだらどうなるでしょう。
たぶん、私達の地球よりも未来の地球は、もっと深刻な問題になるでしょう。
その未来の住人達、つまり私達の子供たちの訴えです。

この演説は12歳の少女が行ったものです。
彼女の名前はセヴァン・ スズキ。
時は1992年の6月、ブラジルで行われた環境サミットでの演説です。
素晴らしいです。
歴とした国連会議の席上で堂々とした演説です。

未来の地球の住人である彼女が切々と環境問題を訴えます。
それは当事者としての説得力があります。
もしかしたら、私達、大人は傍観者になっているのかもしれません。

2007年9月20日

[登山ガイド]霧島連山 霧島縦走路

韓国岳 頂上より高千穂峰

霧島の縦走路は大変人気のあるコースです。
ルートはえびの側は韓国岳、獅子戸岳、新燃岳中岳と縦走します。

また、高千穂河原側からの縦走は、その逆のルートをたどります。
縦走にかかる時間は4、5時間です。

高千穂河原からは高低差があり、えびの側から登るよりも時間がかかります。
春のツツジの頃に花を愛でながら途中、新燃岳の神秘的な火口湖を眺めて、霧島の主な山々を縦走するこのコースはぜひ挑戦したいコースです。

えびの側と高千穂河原側の両方ともビジターセンター、駐車場と整備されているのも人気の一翼を担っています。ただし、車は双方の登山口に分散して置く必要があります。

えびの、高千穂河原の登山口間は車で30分ほどの距離があります。

えびの高原ビジターセンターの駐車場から韓国岳山頂をめざします。
最初は急な坂が続きます。
5合目は展望がよく眼下に白紫池、不動池などが綺麗です。

冬には樹氷、春にはミヤマキリシマや霧島ミズキなどが見ることができます。
5合目からは緩やかになりますが、岩が多くなり登りにくくなります。
頂上からの展望は素晴らしく、大浪池、高千穂峰が勇壮です。

韓国岳から急な坂を下る途中に琵琶池が左手に見えてきます。
水の無い火口湖です。
その淵を進み獅子戸岳に向かいます。

獅子戸岳と新燃岳との鞍部は良い休憩場所であり昼食を取る人が多い場所です。
ここは新湯登山口からの登山道、大幡池への登山道との分岐点です。
三つ葉ツツジの群生地でもあり、春には三つ葉ツツジのトンネルが現れます。

しばらく登るとエメラルド色の火口湖を持つ新燃岳に着きます。
その火口の淵を周り反対側にでると中岳、高千穂峰が見えてきます。

整備された木道を下り中岳に向かいます。
中岳の山頂からの高千穂峰はお鉢から山頂の勇壮な姿を見せてくれます。
ここから急な坂を下り、春にはミヤマキリシマの素晴らしい自然研究路を経由して高千穂河原登山口へ着きます。

この縦走路は霧島山系でも人気の登山ルートで人の往来も多いルートです。
縦走路はよく整備されていて迷う心配も少ないでしょう。

霧島の山々はこの縦走路から幾つものルートが分かれており、色々なバリエーションを楽しむことができます。
樹氷や花々、紅葉など時々の山を堪能してください。

■標高
 標高   1,700m(韓国岳山頂)
 登山口    980m
 標高差    720m
 沿面距離 

■参考タイム
 えびの登山口-(90分)-韓国岳-(60分)-獅子戸岳-(40分)-新燃岳-
 -(60分)-中岳-(60分)-高千穂河原

■見所
 ・ミツバツツジ  5月中旬 獅子戸岳・新燃岳鞍部から10分ほど新湯方面
 ・ミヤマキリシマ 5月下旬 新燃岳、中岳
 ・樹氷      12月~3月 韓国岳
 ・紅葉      10月頃 
 ・各頂上     展望よし

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[登山日記] 霧島縦走(H20/2)
[登山日記] 霧島往復縦走(H19/9)

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

   

2007年9月19日

Free Hugsが広がっているようです

以前、紹介した"Free Hugs"が広がっているようです

Free Hugsは動画投稿サイトのYouTubeに投稿されて広がったんですね。
ハグってどんなものか知りたい方はこちらをどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=vr3x_RRJdd4&eurl=http%3A%2F%2F31moji%2Ecom%2Fyoutube%2Eshtml

確かに、この映像は感動いたしますよね。
人って暖かさを求めているのですね。
今のような世の中だからなおのことかも。
日本ではハグの習慣もないので広がらないと思っていたら、結構、広がっているようですよ。

グーグルで検索すると2万件あまりがヒットします。
ミクシーで検索すると沢山のコミュニティが立ち上がっているんです。
驚きです。
「Free Hugs in ○○」という感じでコミュニティがあります。
もしかしたら、近くの駅の前に「Free Hugs」のプラカードを持った人がいるかも知れませんよ。

とは言っても、やっぱり日本ではどうでしょうかねぇ。
私も自分でプラカード持ちたくないし、持っている人のところにも行かないと思う。
静かに見守ることになるのかな。

ところで、Free Hugsのプラカードはともかく、人の温かみって恋しくなる時はありますよね。
たとえば灯火のような人がいますよね。
その人の周りにいくと、暖かくなったり、明るくなったり、元気がでたり、勇気がでたり。
できれば、そんな人になりたいですね。
たとえマッチ1本分でもいいから。

そんな灯火で隣の人に温かみをおくれるといいですね。
ハグはちょっと恥ずかしいから。
今日からちょっとだけ笑顔を心がけましょう。

2007年9月18日

[登山ガイド]霧島連山 大浪池

大浪池

霧島の山々の中では比較的登りやすく親しまれているルートです。霧島では、ここに最初に登ったという方も多いのではないでしょうか。

30分ほど登ると周囲4Kmの池が目の前に広がります。
春にはマンサクの黄色い花が出迎えてくれ、美女の秘話伝説と合わせて山のひと時を演出してくれます。

家族でハイキング気分で挑戦してみるには最適のルートです。

霧島温泉郷からえびの高原へ向かうと途中に大波池登山口があります。
駐車スペースは少ないのでシーズン時期には混雑します。
頂上の大浪池避難小屋のトイレは廃止されていますので、登山口のトイレで用を済まして置きましょう。

しばらく石畳の登山道を進んで生きます。
石畳が無くなり、階段状になってきたら直ぐに開けてきて大浪池避難小屋があらわれます。

その先には、大浪池の静かな湖面が姿を現します。

人気のルートなので整備されており、美女の悲話を案内看板の中に読みながらテーブルや避難小屋で思い思いに過す人が見受けられます。

大浪池を周回するコースは火口湖沿いに約1時間30分程度です。
春に東回り(登って右手の方)へ向かうと黄色いマンサクの花が出迎えてくれます。

周回コースのほぼ半分ほどのところに韓国岳避難小屋があり、ここから韓国岳山頂へのルートがあります。
木の階段整備されていますが、かなりの急登です。

これを避けて大浪池避難小屋へ向と、途中にえびの高原へのルートとの分岐があります。
このルートはえびのビジターセンターに向かっています。
韓国岳へ登り、復路を大浪池におりて、このルートをえびの高原に向かうと韓国岳登山道の往復とはちがった楽しみ方ができます。
とくに紅葉の時期はお勧めのコースです。
また、このルートの途中には、ノカイドウの自生地があります。

この分岐を大浪池にそっていくと大浪池避難小屋に着きます。
一周コースの終りです。

大浪池を一周しても3時間弱で登山口まで戻れますので、春のマンサク、ツツジの時期には、是非訪れてはいかがでしょうか。

■標高
 標高   1,411m
 登山口  1,080m
 標高差    331m

■参考タイム
 大浪池登山口-(45分)-大根池非難小屋-(30分)-大浪池登山口
 大根池非難小屋-(45分)-東周り韓国岳非難小屋-(45分)-西周り大根池非難小屋

■見所
 ・マンサク 3月 東周り(大浪非難小屋から右手の方)に向い大浪非難小屋対岸
 ・樹氷    12月~3月 雪はすぐになくなります
 ・紅葉    10月頃 韓国岳避難小屋周辺が綺麗
 ・大浪非難小屋対岸 韓国岳の展望よし

[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに(H19/10)
[登山日記] 雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19/4)
・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

2007年9月17日

[登山日記] 韓国岳(H19/9)

一足早い紅葉
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9月は休日の多い月です。
今週は敬老の日がハッピーマンデーで3連休、じっとしている訳にはいきません。
若いもんを無理やりに連れ出して韓国岳にちょっと。

台風が掠めていったようで雲の多い空です。
何時もよりも早く山に向かいます。
妖しい天気と早い時間のせいか、登山口には車がありません。
準備もそこそこに登りはじめます。

1合目、2合目、ぽっちゃり型の連れは意外に元気です。
私の前をどんどん登っていきます。
「最初は抑えろよ」
ちょっと牽制。

3合目、一番きついのがこのあたりです。
天気は時折小雨の降る程度で、いま頃の登山ではかえって良い按配です。
休んでいると後からのおじいさんが先にいきました。
そのおじさんを4合目あたりで「お先に」と追い越して5合目です。

ここで一休み、リュックをおろして、連れは煙草を、わたしは雨よけのウィンドブレーカを出します。
件のおじいさんが「お先に」。
「あのおじいさん、やすんでないですよねぇ」、連れが驚く。

これからは坂が緩くなるよと連れに言いながら頂上を目指します。
頂上には二人組の先客、そして件のおじいさん。
「えぇ~、82才ですかぁ」、そんな声が聞こえてきました。
なんと毎週登ってきてるとか。
恐れ入りました。
敬老の日、敬うには十分な元気の持ち主でした。

頂上はガスで一面真っ白、そして風。
そうそうに大浪池へ降りていきます。
今日は、大浪池からえびのへ向かうルートで帰ります。
降りる途中、右足に違和感が。
そうです、あの霧島往復縦走の感じです。
ちょっと不安です、来週は阿蘇の予定。

大浪池まで下り終わって非難小屋で昼食。
カップラーメンを作ります。
山での食事は何でも美味しいものです。
連れも満足そう。

また一緒に登ろうね。

[記録]
コース 韓国岳-大浪池・韓国岳非難小屋-えびの高原
参加者 私と若者1名

7:50 えびの 登山開始
8:29 5合目
9:04 韓国岳頂上
9:52 大浪池・韓国岳非難小屋
11:31 えびの 下山

2007年9月14日

かぐやが月に向かって

種子島から「かぐや」が打ち上げられました。
日本にとって月探査の大きな一歩となるでしょう。

アメリカがアポロ計画で人類を月に贈って以来、月への本格的探査は無かったようです。いつも天上にあって身近なお月様なのにです。
そこで日本が大型の探査機を計画したのです。

本当はもっと早く探査機を送り込む予定だったようですが、随分と遅れてしまったようです。
いつの間にか中国やインドも月探査の計画をしていたようです。
アメリカは月面基地の構想を打ち上げましたね。
うかうかしていると月への一番乗りも他に奪われそうな雲行きだったようです。
しかし、そうは言っても日本の「かぐや」が最初に月の写真を送ってくれることでしょう。
無事に月までいけますように。

これだけ人工衛星が飛び回って、グーグルアースなどで衛星写真も身近になってきているのに、やっぱりお月様は遠い存在なのですね。
「かぐや」というネーミングがいいですね。
月への憧れを感じます。
飽くなき好奇心の追求も良いのでしょうが、憧れとして、ロマンとしての部分を取っておいて欲しいですね。

月面基地が出来たとしても、私の生きている間はやっぱり遠い存在でしょう。
当分、月の兎やかぐや姫のお話が無くなることもなさそうですね。

2007年9月13日

リバレッジ・リーディング(本田直之)

レバレッジ・リーディング 本田 直之

レバレッジ、最近良く効くようになった言葉です。
最初のページにいきなり「1500円が15万円になる!」とあります。
本田直之氏の本はレバレッジが効いていますね。

そのレバレッジ、少ない労力で大きな結果をあげる方法とか。
そしてレバレッジ・リーディングは少ない労力として読書に焦点があててあります。
読書で得たノウハウを生かして大きな成果をあげろという事ですね。

まず、読書をいかに少ない労力で行うか、これは多読の勧めです。
いかに必要な部分を取り込み、不要な部分を読まないか。
なるほど、全部読んではいけないのですね。
ついつい全部を読もうとする貧乏根性を捨てろということですか。
ん~、理解できるのだけど実行できるかなぁ。

そして、そうです、読んだことにレバレッジを効かすのです。

<インプットするだけでは、ただの自己満足に過ぎません。いかにアウトプットするかが勝負なのです。>

そうですね、そのためにメモをして活かしましょうとあります。
なるほど、メモくらいは出来るかもしれません。
その後に本当に100倍の成果を出せますかねぇ。

100倍はともかくアウトプットを意識して読書する必要は感じますね。
今まで、ただ読んで、そのままになっている本が随分とあります。
本を見ながらメモをとるなど学生の頃以来です。
久しぶりにノートを取り出してみましょうかね。

2007年9月12日

ことしは超整理手帳で

「超」整理手帳2008 スペシャルBOX 野口 悠紀雄

そろそろ来年の手帳の話題が多くなる頃です。
アマゾンなんかでも「予約受付中」の文字を見受けるようになりました。
今年はどう致しましょう。

今年の私の注目手帳は超整理手帳です。
超整理手帳は、あの野口悠紀雄教授の考案した手帳ですね。
注目点はずばりA4サイズです。

ここ数年はバイブルサイズのシステム手帳を使っていました。
スケジュールは自作のリフィルです。
だから、印刷して天地を切ってパンチして、という作業を毎週行っていたのです。

仕事で使う資料はA4がほとんどです。
リフィルなどを自作する場合もA4に印刷します。
それならばA4を基本に手帳を選ぶのが良いのではないかと思ったのです。

超整理手帳はA4を4つに折ったサイズですね。
ちょっと細長いのが気になりますが、なんとか持ち運びできるサイズです。
ノートはB5を使っていましたが、A5に変えることにしました。
メモはA7が良さそうですが、これは検討する必要があります。
できればA5のノートを折って利用したいところです。
よいケースが無いものかと思っています。

2007年9月11日

i-SOBOTは憧れの鉄人28号になれるか

Omnibot 17ミュー i-SOBOT
鉄人28号、マジンガーZ、ガンダム・・・、昭和年代の少年はロボットが好きだった。 そんな少年が大人になっても、やっぱりロボット好きは直らない。 そんな事を見抜いてタカラが発売したミニ鉄人28号。

鉄人28号はリモコンで動かす巨大ロボット、懐かしいですねぇ。
あの正太郎少年のリモコンがどんなに欲しかったことか。
そのリモコンを見つけました。

タカラの発表した「i-SOBOT」はリズーナブルなヒューマノイド、人型ロボットです。
さすがに巨大ロボットとはいかず16.5センチのちょっと小ぶりなロボット。
でも価格も小さく3万円程度で手に入りそう。

さて、どんなことをさせましょう。
まずは鉄人28号のガウォーをポーズを手始めに。
そうだ、相手がほしいなぁ。
ブラックオックス役も用意しないといけないなぁ。
ジオラマも用意して戦わせよう。
どんどんと妄想は広がっていきますねぇ。
2チャンネルなので2台で戦わせることも出来るかもしれません。

2007年9月10日

Googleがオフィス互換ソフトを無料配布

もう必需品のエクセル、ワード。
沢山のエクセルシートが私のパソコンにも詰まっています。
でもねぇ、ちょっとお高いのが困りもの。
しかし、グーグルさんがやってくれました。

golgeがマイクロソフト・オフィス互換のオフィス・ソフトStarOffice8をGoogleパックのひとつとして無償配布を開始したようです。
日本向けのGoogleパックでは日本語版であるStarSuite8を配布しています。
StarSuite8はWord,Excel,PowerPointと互換があり、製品としても1万円弱で販売されているものです。

大盤振る舞いですね。

ダウンロードはこちらからどうぞ
http://pack.google.com/intl/ja/pack_installer_new.html?ciNum=11&hl=ja&gl=jp

2007年9月 9日

「にしき江」9月号掲載

短歌雑誌「にしき江」の9月号に掲載された短歌です。

【イカロスの夢】
人型の雲が大空流れ行くイカロスの夢今はつひえて

馬に似た雲が大空駆けていく限りをしらぬペガサスの雲

大風の過ぎて雨戸を開け放つひと風吹くは昨夜の殿(しんがり)

台風一過杉葉の絨毯敷きつめて何事もなしと山は言ひをり

ポラリスは動かぬことを旨とするちょっと退屈北の夜空は

「にしき江」は基本的には投稿すれば掲載されますが、この5首は特選に選ばれました。
嬉しいですねぇ。

1首目には次のような評がつきました。
「発想が大きく自由なところが魅力です。イカロスは、神話上の話で、父が発明した翼で空中を飛んだが、太陽の熱で蝋の翼がとけて海に沈んでしまったと言う話。一首を通してのつながりは良くありませんが、感覚的に面白く、その大きさが今後に期待をもたせてくれます。」

ありがとうございます。
かなりモチベーションのあがるお言葉です。

南国の地にも小さい秋が

田圃

まだまだ暑い日が続いていますが、南国の地にも小さい秋が其処彼処に見つかります。
私の家の前には田圃が広がっています。
早いものは目立たない花をつけ、そろそろ実りを迎えようとしています。
そう待たなくても稲刈を迎えることでしょう。

私の里は早期なのでお盆の頃に稲をかります。
夏、真っ盛りの頃の稲刈りなので、それはもう重労働です。
蒼かった田圃が黄色く染まり、そして土の色にかえります。
田圃は馳せ掛けが連なり、そして藁積みにかわります。

藁積みは絵本で見たブーフーウーの藁の家のようでした。
そんな田圃は子供たちの良い遊び場になります。
缶蹴りなどすると藁積みは良い隠れ場になります。
鬼にとっては厄介なシュチエーションです。
誰かが組んで陽動作戦を敢行すると、もう、お手上げになってしまいます。

もう、しかし、藁積みなど無くなって久しくなります。
今の子は缶蹴りなどしているのでしょうかねぇ。
社会の教科書の昔の遊びに載っているのかもしれませんね。
そして、田圃から子供の姿が消えてしまいましたね。

南国の空には相変わらず入道雲が聳えていますが、そのなお上には筋雲が流れはじめました。
南国の地にも小さい秋が其処彼処に。
もうすぐ稲刈を迎えることでしょう。

2007年9月 3日

[登山日記] 霧島往復縦走(H19/9)

[登山日記] 霧島往復縦走

新燃岳
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私はまだ、霧島の縦走をしていません。
縦走をしていないとモグリだという者もいて奮発、往復縦走に参加する事にしました。

まだ暗いうちに集合場所の高千穂河原キャンプ場へ。
昨夜からの泊まり組みの気合の入った仲間達にもぐりこみちゃっかり朝食を。
そして暗いうちから出発です。
高千穂河原から韓国岳までの往復です。

中岳直下の頃には明るくなって、中岳急登を一気に登ります。
中岳頂上、まだまだ元気です。
休みもほどほどに新燃岳に。

新燃岳頂上、まだまだ元気です。
みんな休みもせずに進みます。
新燃岳の独特の火口湖に時折朝日が差し込みます。
火口壁は低い光に照らされながら霧が這い上がるように登っています。
幻想的な風景です。

コルの十字路で5人と別れます。
男性2人はこれから沢とか、女性3人は旧道を通って新湯に下るとか。
ちょっと心が揺れます。
この揺れにまかせて女性組みと共に行けば良かったと後から思うことに。
ここから4人で韓国岳を目指します。

獅子戸だけでは置き水を。
どうせ戻ってくるので不要な水を一先ずここに置いていくことに。
すこし身軽になったような気もして、健気に韓国岳を目指します。
このころから霧も晴れ、青空が見えるようになって来ました。

天気予報が芳しくなかったので、縦走路にしては珍しく人にあいません。
まぁ、早いこともあります。
まだ8時です。
韓国岳頂上も9時30分に着いてしまいました。
出発したのは5時30分、4時間の道のりでした。

まだ昼食には早いので、軽く果物などを食べて戻りにつきます。
果物、毎回の差し入れは有り難く頂きます。
韓国岳を下り終わるころから右足に違和感が。
下りはどうもねぇ。
登りは問題ないのだけど。
獅子戸岳の下り、ちょっと痛い。

「ここから食べ物、飲み物は控えましょう」
リーダーが声をかけます。
そうです、先に下りた女性組みが素麺を用意して待っているのです。
素晴らしい。
それにしても彼女らは待ち遠しいことでしょう。
あと2時間くらいは掛かりそうです。

無難に進んで中岳の下り。
やっぱりちょっと痛い。
皆さんに先に行って貰い、ゆっくり降りていきます。
歩けないほどではない。

降りてきたら女性組みのお出迎え、そう、素麺と一緒に。
嬉しいです。
既に霧も晴れ、高くなった太陽に体力も限界一杯です。
冷たい素麺が喉を通って行きます。

ところでこの往復縦走。
高千穂河原とえびの高原の間を完破していないので、往復縦走なれど霧島縦走としては認めないとか。
もうモグリのままでもいいかもしれない。

[記録]
霧島往復縦走 高千穂河原-韓国岳往復
参加 男性5名、女性4名、往復縦走は男性3名、女性1名。

5:31 高千穂河原 登山口
6:30 中岳山頂
7:03 新燃岳山頂
7:32 新燃岳・獅子戸岳 鞍部
7:55 獅子戸岳山頂
9:33 韓国岳山頂
11:13 獅子戸岳山頂
11:57 新燃岳山頂
12:24 中岳山頂
13:13 高千穂河原 下山

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