平成25年の冬に、この田舎屋に引っ越してきました。以前は、もう少し町の方に住んでいたのですが、土いじりなどがしたくなって5年ほど前に購入した家です。しばらくは週末に通って菜園などいじっていたのを、とうとう引っ越してきたというわけです。
登記簿をみると戦前に建てられた家のようで、天井には大きな梁がむき出しになっています。
母屋のほかに離れと納屋がありますが、両方ともかなり古くて人が住める状態ではなりませんので物置、作業場として使っています。
家の中は昔ながらの作りで、襖で田の字に4部屋に区切った間取りです。たぶん、当初は土間だったと思われるところはリホームされて台所になっていました。水回りがリホームされていたので買ってから手を入れることなく住めたのはありがたかったです。
昔の家なので床が随分と高いです。これくらいの高さがあると囲炉裏などもつくれるかもしれません。しかし、昔とちがって天井ははってあり、アルミのサッシが入っているので排煙が大変でしょうね。実際、薪ストーブで火をつけるのに手間取ると家中に煙が充満します。
裏山があって杉の木が植わっています。
買った当初は竹などが生い茂っていて藪掃いに随分と時間がかかりました。当初は風よけの役目もあったのでしょうが、杉の木も随分と大きくなっており、日当たりも悪くなっているので南の方の杉を何本か切り倒しました。今では柿など果物の木を植えたり、椎茸の原木を置いてあったりします。
なんと、庭の隅には祠があります。祠には山之神と彫られています。祠のある家というのも珍しいでしょう。大切にお参りしないといけませんね。
車でちょっと買い物に行くのにも1時間くらいは覚悟しないといけません。不便なところも随分とありますが、菜園や庭遊びや山遊びを楽しんでいます。そのような田舎暮らしの様子はおいおいとブログにアップしていきます。