[登山ガイド]霧島連山 大幡池
[登山ガイド]霧島連山 甑岳
[登山ガイド]霧島連山 獅子戸岳・新燃岳(新湯林道ルート)
[登山ガイド]霧島連山 新燃岳・中岳(湯之野ルート)
[登山ガイド]霧島連山 韓国岳
[登山ガイド]霧島連山 中岳
[登山ガイド]霧島連山 高千穂峰(高千穂河原ルート)
[登山ガイド]霧島連山 霧島縦走路
[登山ガイド]霧島連山 大浪池

2009年3月22日

[登山ガイド]霧島連山 大幡池

大幡池 湖畔

大幡池えびのルート 登山道から望む大幡池大幡池 湖畔大幡池

霧島には多くの火口湖があります。大幡池もその一つです。
山道を登っていくと突然現れる雄大な池には感動します。多くの火口湖は山頂にあるので池まで降りるのに苦労しますが、大幡池は湖畔まで直ぐに行けます。
鹿児島側や夷守岳からのルートもありますが、今回は宮崎県の夷守台からのルートを紹介します。

夷守台は色々な施設が整備されています。素晴らしいオートキャンプ場もありますのでここでキャンプして大幡池を目指すのもいいでしょう。
夷守台入り口にゲートがあり夕方5時にはしまりますので、それまでには下山できるように注意しましょう。

夷守台から大幡池へのルートは二つあります。
北側の杉林を抜けていくルートと南側の自然林を抜けていくルートです。
二つのルートの登山口は近くて歩いても数分で行き来できます。
登りと降りを違ったルートを選ぶのも良いかもしれません。
今回は杉林のルートを紹介します。

夷守台から道標に従って進むと林道の入り口につきます。まだ車は進めそうですがかなりの悪路ですのでここから歩くことにします。
ここには登山届けのポストが設置されています。林道を30分ほど歩くと登山口につきます。登山時間2時間と登山口看板に表示されています。ここからしばらく急登です。

30分ほどで展望休憩所があります。展望良くベンチが設置されているので一寸、休憩しましょう。この辺りから杉林から広葉樹林に変わってきます。しばらく進むと小さな沢が現れます。ここから30分ほどで夷守岳と大幡山を結ぶルートへでます。
そこを左に進むと直ぐに大幡池へ降りる道があります。少し下ると直ぐに大幡池の湖畔に着きます。大きな池です。湖畔を半周すると大幡山へのルートに戻るために火口を登る入り口があります。

大幡山へ進み獅子戸岳鞍部を経由して新湯登山口、また新燃岳、中岳から高千穂河原へ進むのも楽しいでしょう。約3時間ほどの道のりです。
また、分岐まで戻って夷守岳へ進むと1時間30分ほどで頂上へ着きます。

大幡池ルート図大幡池鳥瞰大幡池断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
(クリックで拡大表示されます・flickrへ)


■参考タイム
 夷守台林道入口-(30分)-登山口-(120分)-大幡池-(90分)-登山口-(30分)-夷守台林道入口

■見所
 ・火口湖  広くて明るい、水量にもよるが湖畔は良い休憩場所になる

[登山日記]膳棚 氷柱のない氷柱を愛でる山行(H21/3)
[登山日記] 大幡池 えびのルート(H19/10)


2008年5月11日

[登山ガイド]霧島連山 甑岳

甑岳

甑岳は面白い形をした山です。
山を途中から横に切って上のほうをとってしまったような形をしています。

霧島の山々から台形の山が見えたら甑岳です。
山頂は火口湖になっていて降りることができます。


甑岳の登山口は不動池と町営露天風呂のところにあります。
今回は登山口が分かりやすい不動池からのルートを紹介します。
往復でも2時間足らずなので池めぐりや白鳥山と組み合わせると、霧島の自然を堪能することが出来るトレッキングコースになります。

県道から不動池の方に入って暫く歩くと右手の方に甑岳登山道への小さい道標があります。
ここから右に曲がって林の中をあるきます。

暫く行くと露天風呂登山口からの道との分岐がありますので左に曲がって甑岳を目指します。
このあたりは雑木林や苔むした岩が、自然の庭園の趣をかもし出しており、私のとても好きな場所です。

ゆっくりとした下りになっていますので山林欲を楽しみながら進みましょう。途中、わかりにくいところもあるので目印のテープをたどって行きましょう。

甑岳直下からようすがガラリと変わります。
ここまでの山道と変わって急登です。

ほぼ直登で380mの行程を一気に登ります。
高低差が130mで20度強の登りです。

登りつくと予想とおりの平らな山頂で、火口の淵が広場のようになっています。
展望もよく韓国岳が一望できます。
火口は広い草原になっており、降りていくことができます。
降口も道も分かりにくいですが距離はないので大丈夫です。
火口には小さい池もあり、季節によってはリンドウなども咲いていて素晴らしい風景です。
あまり人が踏み入らない貴重な湿原です。

ただし、マムシなどがいるとの情報もありますので夏場は気をつけてください。
帰りは往路をかえります。

不動池の方へは戻らずに露天風呂の方にむかって温泉で疲れを癒して戻るのも良いと思います。
こちらの方は少し短くなりますが、えびの高原までは県道を歩いて戻ることになります。
【追記】
*町営の露天風呂は現在は閉鎖されています。

甑岳ルート図甑岳鳥瞰甑岳断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高   1,301m
 甑岳直下 1,166m
 標高差     135m

■参考タイム
 登山口-(30分)-甑岳直下-(30分)-山頂-(50分)-登山口

■見所
 ・火口湖  湿原、降りることができる
 ・頂上   展望よし、韓国岳が勇壮


・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

2008年5月10日

[登山ガイド]霧島連山 獅子戸岳・新燃岳(新湯林道ルート)

ミツバツツジのトンネル

新燃岳はエメラルドグリーンの火口湖を持つ火山で、今も噴煙が上がっています。

新湯から登っていくこのルートは5月初旬には三つ葉ツツジのピンク色のトンネルが出現して人気のルートの1つです。

霧島温泉郷からえびの高原の方に向かって進み最後のホテル(霧島岩崎ホテル)を過ぎて最初のY字路を右に曲がるとすぐに新湯温泉の看板があります。

ここが登山口になります。新湯温泉の看板近くに車が10台程度おけます。
ここから右に噴煙があがり硫黄で白くなった岩肌を見ながら暫く進むと新湯温泉があります。

林道入り口には鎖がはってありますが、そのまま進みます。
ここから約4Kmくらい林道を歩いて行きます。

あまり勾配は無く標高差が130mくらいです。
自然の息吹を感じながら森林浴を楽しみましょう。
途中に滝が見えるところがあります。

1時間くらい歩くと川を2回渡ります。
最初の川は小さくて清らかな流れで良い休憩場所になります。

2つめは20mくらいの川幅があり、水量が多いと渡河するのが危険です。
ここの水は赤っぽくて飲めません。
ここからが急な登りになります。

霧島川を渡り新湯林道から抜けると暫く深い林の中を歩きます。
小さな枯れ沢を渡ると登りになります。

この枯れ沢は降りて来るときは分かりにくく、登山道と間違えて沢を下っていくことがありますので気をつけてください。

登りきると視界が開けて左に直角に曲がります。

春にはここから三つ葉ツツジのトンネルが始まります。
秋には紅葉の素晴らしく、このコースで一番の見所の場所です。

すぐに獅子戸岳と新燃岳の鞍部につきます。
ここは縦走のほぼ中央に位置し、獅子戸-新燃と新湯-大幡山の交差点になっています。

広いので昼食を取るにはもってこいの場所です。
左に獅子戸岳、右に新燃岳を望みながら休みましょう。

獅子戸岳の方は急騰ですが20分ほどで登れます。

新燃岳の方はそれほど急ではないです。
登りきるとか火口の勇壮な姿が目の前にひろがります。

その火口のふちを左の方に進んで反対側が新燃岳の山頂になります。

新燃岳の火口湖は深い緑色をしていています。
山にすむ女神が海を懐かしんで夏の海を無理やり山頂に持ってきたような感じで幻想的です。

帰りはそのまま中岳との鞍部に進んで野之湯へ降りても良いし、往路を戻っても良いでしょう。

新湯林道ルート図新湯林道鳥瞰新湯林道断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高   1,428m
 登山口    935m
 標高差    493m

■参考タイム
 新湯温泉-(60分)-霧島川-(60分)-新燃岳・獅子戸岳鞍部-(20分)-獅子戸岳-
 -(10分)-新燃岳・獅子戸岳鞍部-(20分)-新燃岳-(10分)-新燃岳・獅子戸岳鞍部

■見所
 ・ミヤマキリシマ 5月 新燃岳、中岳頂上
 ・ミツバツツジ  5月 新燃岳麓
 ・新燃岳火口湖  エメラルド色の神秘的な火口湖


・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

2008年3月18日

[登山ガイド]霧島連山 新燃岳・中岳(湯之野ルート)

新燃岳火口湖

霧島中走路の上にある新燃岳、中岳は人気のある山です。

湯之野ルートは他のルートに比べて利用されることは少ないようですが、縦走路、新湯林道ルートと組み合わせると登山ルートのバリエーションが広がります。

新湯登山口と高千穂河原の中間に湯之野の登山口があります。
新湯から高千穂河原に向かっていって霧島神宮へ向かう道とのY字路のところになります。
ここから林道をしばらく行くと登山口があります。
しばらく杉林のなかを歩くことになります。
道はしっかりしています。

杉の林をぬけてころから木の合間から新燃岳が見えるようになります。
こちらからの新燃岳は何時もの緩やかな稜線とちがって荒々しい姿に見えます。

低木が多くなって視界がひらけて来ると左手に新燃岳、右手に中岳がみえて素晴らしい光景が目の前に広がります。

新燃岳と中岳の間は登山道が整備され木道が作ってあります。
丁度、鞍部にたどりついたところにベンチがつくってあるので一休みしましょう。

新燃岳へは木道を登っていきます。登り着くと目の前にはエメラルドブルーの火口湖が広がって疲れを吹き飛ばしてくれます。

振り返って中岳へ登ると目の前に高千穂峰が両翼をひろげた勇壮な姿を見せてくれます。
帰りは往路を帰っても良いのですが、そのまま中岳から高千穂河原の方へ降りるのも良いでしょう。

また、新燃岳の方から新湯林道の方に降りていっても良いと思います。
この湯之野のルートと新湯林道のルートを組み合わせると韓国岳、獅子戸岳、新燃岳、中岳の縦走ルートにいろいろなバリエーションを加えることができます。

時々の状況で登るコースを変えて楽しむことができます。

湯之野ルート図湯之野鳥瞰湯之野断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高  1421m
 登山口  935m
 標高差  486m

■参考タイム
 湯之野登山口-(90分)-新燃・中岳 鞍部-(20分)-新燃岳-(10分)-
 新燃・中岳 鞍部-(20分)-中岳-(10分)-
 新燃・中岳 鞍部-(90分)-湯之野登山口

■見所
 ・ミヤマキリシマ 5月 新燃岳、中岳頂上
 ・ミツバツツジ  5月 新燃岳麓
 ・新燃岳火口湖  エメラルド色の神秘的な火口湖
 ・中岳頂上    高千穂峰の展望よし

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:高千穂峰 [北西]
・Mapion 霧島周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

 

2007年10月10日

[登山ガイド]霧島連山 韓国岳

大浪池と雲海

韓国岳 頂上韓国岳山頂韓国岳 火口壁韓国岳中腹にてスライドショー

韓国岳は霧島連山の最高峰で標高1,700mです。頂上からの展望は素晴らしく鹿児島、宮崎、熊本の山々が一望にでき、眼下には大浪池が大きく見ることができます。
えびの高原からの登山道は整備されており1合ごとに道標が立てられています。

1時間から1時間30分程度で登ることができて手軽なので人気の山です。
頂上は何時も賑わっています。

韓国岳登山口
韓国岳登山口

春にはミヤマツツジ、ミリシマミズキ、シロモジと多くの花々が見ることができます。
また、秋の紅葉、冬の樹氷と季節ごとに楽しませてくれます。

えびの高原ビジターセンターの駐車場から韓国岳山頂をめざします。
登山口から直ぐに硫黄山が見えてきます。
噴煙の昇る幻想的な中を右に折れて登山道に入ります。

直ぐに1合目の道標があります。道標は1合ごとに立ててあり、良い目安になります。
登山する人が多いので登山道は整備されており迷うことはありません。

1合目付近は春には霧島ミズキ、シロモジの黄色い花を見ることができます。
最初は急な坂が続きます。

5合目から登山口方向
5合目から登山口方向

5合目は扇状に開けており、良い休憩場所です。
展望が良くえびの高原や不動池、甑岳などが見ることができます。

5合目からは緩やかになりますが、岩が多くなり登りにくくなります。

頂上付近は樹木はほとんどありません。
登山道がはっきりしていないところもありますが、迷うことはないでしょう。
頂上に近くなると火口の淵を進むところもあります。

頂上からの展望は素晴らしく、大浪池、高千穂峰など霧島連山を一望できます。
頂上は火口の淵にあります。

韓国岳頂上
韓国岳頂上

見下ろすと大きな火口が口をあけており、その底は平らで誰かの書いた落書きがあったりします。

霧島連峰の最高峰にふさわしく、鹿児島、宮崎、熊本の山々が一望できます。
韓国岳の由来も韓国まで見渡せるところから来たそうですが、さすがにそれは無理でしょう。
条件が良いと屋久島まで見えることもあります。

下山は昇ってきた道を戻るのが普通ですが、大浪池へ降りるコースもあります。
この登山道は勾配が急で木の階段が続いています。

下り終わったところは大浪池周回コース上で韓国岳非難小屋があります。
そこから右手に進んでいくと韓国岳の麓をえびの高原に向かう道があり駐車場へ帰るのに便利です。

また、霧島縦走路の最初の峰でもあります。
韓国岳山頂から、そのまま高千穂河原の方へ獅子戸岳、新燃岳、中岳と進んでいく縦走で人気のコースです。

韓国岳ルート 韓国岳ルート 韓国岳断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高   1,700m
 登山口  1,250m
 標高差    450m
 沿面距離 2,000m

■参考タイム
 えびの登山口-(90分)-韓国岳頂上-(60分)-えびの登山口

■見所
 ・霧島ミズキ 4月~5月 1合目付近
 ・シロモジ  4月~5月 1合目付近
 ・ノカイドウ 5月連休頃 えびの高原、大浪池-えびの高原コース
 ・樹氷    12月~3月 雪はすぐになくなります
 ・紅葉    10月頃 韓国岳-大浪池ルートが綺麗
 ・5合目   展望よし
 ・頂上    展望よし

[登山日記] 韓国岳 樹氷を愛でに(H20/12)
[登山日記] 韓国岳 初登り(H20/1)
[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに(H19.10)
[登山日記] 韓国岳(H19.9)
[登山日記] 雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19.4)

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

   

2007年10月 1日

[登山ガイド]霧島連山 中岳

中岳山頂から高千穂峰 中岳はミヤマキリシマの群生があり、春には多くの登山者や家族連れに親しまれている山です。
登山道は良く整備されており、山頂からは高千穂峰の素晴しい雄姿が望めます。

中岳はミヤマキリシマの群生があり5月下旬から6月にかけて家族連れや登山客で賑わう人気の高い山です。

登山ルートは高千穂河原からと湯之野からがありますが、よく登られている高千穂河原からのルートを紹介します。

登山口は高千穂河原のビジターセンターのそばの小さな橋になります。登り始めは石畳の急な坂が暫く続きます。
よく整備されていて、木々にも名前や説明の看板がついています。

坂道が終わると平地になります。このあたりは自然研究路として整備されていてミヤマツツジの群生があります。

登山が苦手なかたも、春には是非ここまで足を伸ばして下さい。
一面に赤く広がったツツジは見事です。
自然研究路にはツツジコース、モミジコースと三路にわかれており30分ほどで1週できます。ここからは高千穂峰、中岳山頂が望むことができます。

自然研究路を進むと平地があらわれます。
広くなているので休憩するには良い場所です。
霧島の植物などを紹介した説明看板があります。

ここを過ぎるといよいよ急登です。
けっこう急な登りなので苦しいですが、もうひと頑張りで頂上です。

登り終わると広い草原が広がっています。
中岳山頂は左へ200mほど行ったところですが、そのまま右手の方に進んでいくと新燃岳の方へ行くことができます。

頂上は広い平地で低層のミヤマキリシマの群生が広がっています。
春には一面にピンクの花が広がって急登の疲れを忘れさせてくれます。
また、ここからの高千穂峰は素晴らしく、その雄姿を存分に見せてくれます。

下りは登って来た道をもどります。
ここから、もうすこし足を伸ばすと新燃岳に着きます。
新燃岳の火口湖はエメラルドグリーンの神秘的な色をしています。
ぜひ、一度ご覧になってください。

その新燃岳と中岳との鞍部から野之湯へ降りると1時間30分くらいです。
そのまま新燃岳を通り過ぎて、新燃岳と獅子戸岳の鞍部から新湯林道の方へ降りても、3時間ほどで降りることができます。

中岳ルート図中岳鳥瞰中岳断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
(クリックで拡大表示されます・flickrへ)


■標高
 標高   1,332m
 登山口    937m
 標高差    395m
 沿面距離 2,500m

■参考タイム
 高千穂河原登山口-(40分)-中岳直下-(20分)-中岳頂上
 -(15分)-中岳直下-(35分)-高千穂河原

■見所
 ・ミヤマキリシマ 5月 中岳全般
 ・クサボケ    4月 中岳直下の石畳付近
 ・高千穂河原 ビジターセンターに写真など展示
 ・中岳直下  ミヤマキリシマ群生
 ・頂上    展望よし、高千穂峰が素晴らしい

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:高千穂峰
・Mapion 高千穂河原 周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

 

2007年9月26日

[登山ガイド]霧島連山 高千穂峰(高千穂河原ルート)

中岳から高千穂峰を望む

高千穂峰は霧島連峰の盟主といえる山です。

高さこそ韓国岳に譲りますが、数ある霧島の山々の中でその雄姿の素晴らしさは盟主にふさわしい姿をしています。
また、皇孫、ニニギノミコトが降臨したと伝えられる峰で、その頂には逆矛が祭られています。

高千穂峰には高千穂河原からのルートが一般的ですが、ほかに皇子原や霧島東神社からのルートなどがあります。

高千穂河原は駐車場も広く売店、展示館などが整備されています。
駐車場は有料ですが、時間制限はありません。
3分でも1日でも同じ料金です。

ここからは、高千穂峰はもちろん、中岳や霧島縦走の登山口であり、いつもにぎわっています。
その高千穂河原から鳥居をくぐり玉砂利の道を進むと霧島神宮の古宮跡があります。

古宮跡を右に曲がると石畳の道がありますので、案内板に従って進みましょう。
この石畳が帰りの疲れた足にはきついのですが、登りの時は綺麗で気持ちよく感じます。

さて、しばらく進むと赤い溶岩のガレ場になります。岩が崩れて登りにくい急登です。ガレ場は登りにくいので硬い溶岩のところを選んで登って行きましょう。
登山道というよりはお鉢に向かって自分でルートを選んで登ります。
滑らないように気をつけて・・・

ガレ場を登りきると御鉢です。覗くと大きな火口があります。噴煙があがっている所もありますが、誰か火口におりて書いた文字も見えることでしょう。
御鉢から左へ向かって進むと馬ノ背と呼ばれる火口沿いの細い道が現れます。
右方向へ曲がる火口壁左回りは崩落もあり危ないので今は登山禁止になっています。

馬ノ背をすぎると背門ノ丘と呼ばれる御鉢と高千穂峰の鞍部があります。
ここは、霧島神宮の上宮があったということですが、今は広場になっており良い休憩場所です。

ここから最後の急登です。
ここも赤くて細かい溶岩のガレ場になっています。
気をつけて上りましょう。もう直ぐです。

登り終わると山頂では逆矛が出迎えてくれます。
山頂には山小屋がありますが、小屋守がいなく開いていないことが多いです。
運良く開いていたら小屋守のおじさんから色々な話を聞けるでしょう。

登りにくかったガレ場は下山するときは、もっと危険な状態になります。
滑らないように気をつけながら降りましょう。
なるだけ硬いところを選びながら、ゆっくりと降りて行きます。

石畳に辿りつくとホッとすると思いますが、この石畳も曲者です。
膝を痛めないように注意しながら進んでください。

高千穂峰は1574mですが、登り口の高千穂河原が980mですので標高差はあまりありません。
人気もあり登山客も多い山ですので、ぜひ逆矛を見てきて下さい。

高千穂峰ルート図高千穂峰鳥瞰高千穂峰断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高  1574m
 登山口  980m
 標高差  594m

■参考タイム
 高千穂河原-(60分)-御鉢-(60分)-高千穂峰山頂 -
-(30分)-御鉢-(30分)-高千穂河原

■見所
 ・十文字草  5月 高原側8合目付近
 ・イワカガミ 5月 高原側8合目付近
 ・お鉢付近  馬の背、火口、火口壁
 ・頂上    展望よし、逆矛、山小屋

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:高千穂峰 [北西]
・Mapion 霧島周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

 

2007年9月20日

[登山ガイド]霧島連山 霧島縦走路

韓国岳 頂上より高千穂峰

霧島の縦走路は大変人気のあるコースです。
ルートはえびの側は韓国岳、獅子戸岳、新燃岳中岳と縦走します。

また、高千穂河原側からの縦走は、その逆のルートをたどります。
縦走にかかる時間は4、5時間です。

高千穂河原からは高低差があり、えびの側から登るよりも時間がかかります。
春のツツジの頃に花を愛でながら途中、新燃岳の神秘的な火口湖を眺めて、霧島の主な山々を縦走するこのコースはぜひ挑戦したいコースです。

えびの側と高千穂河原側の両方ともビジターセンター、駐車場と整備されているのも人気の一翼を担っています。ただし、車は双方の登山口に分散して置く必要があります。

えびの、高千穂河原の登山口間は車で30分ほどの距離があります。

えびの高原ビジターセンターの駐車場から韓国岳山頂をめざします。
最初は急な坂が続きます。
5合目は展望がよく眼下に白紫池、不動池などが綺麗です。

冬には樹氷、春にはミヤマキリシマや霧島ミズキなどが見ることができます。
5合目からは緩やかになりますが、岩が多くなり登りにくくなります。
頂上からの展望は素晴らしく、大浪池、高千穂峰が勇壮です。

韓国岳から急な坂を下る途中に琵琶池が左手に見えてきます。
水の無い火口湖です。
その淵を進み獅子戸岳に向かいます。

獅子戸岳と新燃岳との鞍部は良い休憩場所であり昼食を取る人が多い場所です。
ここは新湯登山口からの登山道、大幡池への登山道との分岐点です。
三つ葉ツツジの群生地でもあり、春には三つ葉ツツジのトンネルが現れます。

しばらく登るとエメラルド色の火口湖を持つ新燃岳に着きます。
その火口の淵を周り反対側にでると中岳、高千穂峰が見えてきます。

整備された木道を下り中岳に向かいます。
中岳の山頂からの高千穂峰はお鉢から山頂の勇壮な姿を見せてくれます。
ここから急な坂を下り、春にはミヤマキリシマの素晴らしい自然研究路を経由して高千穂河原登山口へ着きます。

この縦走路は霧島山系でも人気の登山ルートで人の往来も多いルートです。
縦走路はよく整備されていて迷う心配も少ないでしょう。

霧島の山々はこの縦走路から幾つものルートが分かれており、色々なバリエーションを楽しむことができます。
樹氷や花々、紅葉など時々の山を堪能してください。

霧島縦走路ルート図霧島縦走路鳥瞰霧島縦走路断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高   1,700m(韓国岳山頂)
 登山口    980m
 標高差    720m
 沿面距離 

■参考タイム
 えびの登山口-(90分)-韓国岳-(60分)-獅子戸岳-(40分)-新燃岳-
 -(60分)-中岳-(60分)-高千穂河原

■見所
 ・ミツバツツジ  5月中旬 獅子戸岳・新燃岳鞍部から10分ほど新湯方面
 ・ミヤマキリシマ 5月下旬 新燃岳、中岳
 ・樹氷      12月~3月 韓国岳
 ・紅葉      10月頃 
 ・各頂上     展望よし

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[登山日記] 霧島縦走(H20/2)
[登山日記] 霧島往復縦走(H19/9)

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

   

2007年9月18日

[登山ガイド]霧島連山 大浪池

大浪池

霧島の山々の中では比較的登りやすく親しまれているルートです。霧島では、ここに最初に登ったという方も多いのではないでしょうか。

30分ほど登ると周囲4Kmの池が目の前に広がります。
春にはマンサクの黄色い花が出迎えてくれ、美女の秘話伝説と合わせて山のひと時を演出してくれます。

家族でハイキング気分で挑戦してみるには最適のルートです。

霧島温泉郷からえびの高原へ向かうと途中に大波池登山口があります。
駐車スペースは少ないのでシーズン時期には混雑します。
頂上の大浪池避難小屋のトイレは廃止されていますので、登山口のトイレで用を済まして置きましょう。

しばらく石畳の登山道を進んで生きます。
石畳が無くなり、階段状になってきたら直ぐに開けてきて大浪池避難小屋があらわれます。

その先には、大浪池の静かな湖面が姿を現します。

人気のルートなので整備されており、美女の悲話を案内看板の中に読みながらテーブルや避難小屋で思い思いに過す人が見受けられます。

大浪池を周回するコースは火口湖沿いに約1時間30分程度です。
春に東回り(登って右手の方)へ向かうと黄色いマンサクの花が出迎えてくれます。

周回コースのほぼ半分ほどのところに韓国岳避難小屋があり、ここから韓国岳山頂へのルートがあります。
木の階段整備されていますが、かなりの急登です。

これを避けて大浪池避難小屋へ向と、途中にえびの高原へのルートとの分岐があります。
このルートはえびのビジターセンターに向かっています。
韓国岳へ登り、復路を大浪池におりて、このルートをえびの高原に向かうと韓国岳登山道の往復とはちがった楽しみ方ができます。
とくに紅葉の時期はお勧めのコースです。
また、このルートの途中には、ノカイドウの自生地があります。

この分岐を大浪池にそっていくと大浪池避難小屋に着きます。
一周コースの終りです。

大浪池を一周しても3時間弱で登山口まで戻れますので、春のマンサク、ツツジの時期には、是非訪れてはいかがでしょうか。

大浪池ルート図大浪池鳥瞰大浪池断面
ルート図ルート鳥瞰断面図
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■標高
 標高   1,411m
 登山口  1,080m
 標高差    331m

■参考タイム
 大浪池登山口-(45分)-大浪池避難小屋-(30分)-大浪池登山口
 大浪池避難小屋-東周り(45分)-韓国岳避難小屋-西周り(45分)-大浪池避難小屋

■見所
 ・マンサク 3月 東周り(大浪非難小屋から右手の方)に向い大浪池避難小屋対岸
 ・樹氷    12月~3月 雪はすぐになくなります
 ・紅葉    10月頃 韓国岳避難小屋周辺が綺麗
 ・大浪池避難小屋対岸 韓国岳の展望よし

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[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに(H19/10)
[登山日記] 雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19/4)
・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:韓国岳 (南東)
・Mapion えびの高原周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター