2007年9月26日

[登山ガイド]霧島連山 高千穂峰(高千穂河原ルート)

中岳から高千穂峰を望む

高千穂峰は霧島連峰の盟主といえる山です。

高さこそ韓国岳に譲りますが、数ある霧島の山々の中でその雄姿の素晴らしさは盟主にふさわしい姿をしています。
また、皇孫、ニニギノミコトが降臨したと伝えられる峰で、その頂には逆矛が祭られています。

高千穂峰には高千穂河原からのルートが一般的ですが、ほかに皇子原や霧島東神社からのルートなどがあります。

高千穂河原は駐車場も広く売店、展示館などが整備されています。
駐車場は有料ですが、時間制限はありません。
3分でも1日でも同じ料金です。

ここからは、高千穂峰はもちろん、中岳や霧島縦走の登山口であり、いつもにぎわっています。
その高千穂河原から鳥居をくぐり玉砂利の道を進むと霧島神宮の古宮跡があります。

古宮跡を右に曲がると石畳の道がありますので、案内板に従って進みましょう。
この石畳が帰りの疲れた足にはきついのですが、登りの時は綺麗で気持ちよく感じます。

さて、しばらく進むと赤い溶岩のガレ場になります。岩が崩れて登りにくい急登です。ガレ場は登りにくいので硬い溶岩のところを選んで登って行きましょう。
登山道というよりはお鉢に向かって自分でルートを選んで登ります。
滑らないように気をつけて・・・

ガレ場を登りきると御鉢です。覗くと大きな火口があります。噴煙があがっている所もありますが、誰か火口におりて書いた文字も見えることでしょう。
御鉢から左へ向かって進むと馬ノ背と呼ばれる火口沿いの細い道が現れます。
右方向へ曲がる火口壁左回りは崩落もあり危ないので今は登山禁止になっています。

馬ノ背をすぎると背門ノ丘と呼ばれる御鉢と高千穂峰の鞍部があります。
ここは、霧島神宮の上宮があったということですが、今は広場になっており良い休憩場所です。

ここから最後の急登です。
ここも赤くて細かい溶岩のガレ場になっています。
気をつけて上りましょう。もう直ぐです。

登り終わると山頂では逆矛が出迎えてくれます。
山頂には山小屋がありますが、小屋守がいなく開いていないことが多いです。
運良く開いていたら小屋守のおじさんから色々な話を聞けるでしょう。

登りにくかったガレ場は下山するときは、もっと危険な状態になります。
滑らないように気をつけながら降りましょう。
なるだけ硬いところを選びながら、ゆっくりと降りて行きます。

石畳に辿りつくとホッとすると思いますが、この石畳も曲者です。
膝を痛めないように注意しながら進んでください。

高千穂峰は1574mですが、登り口の高千穂河原が980mですので標高差はあまりありません。
人気もあり登山客も多い山ですので、ぜひ逆矛を見てきて下さい。

■標高
 標高  1574m
 登山口  980m
 標高差  594m

■参考タイム
 高千穂河原-(60分)-御鉢-(60分)-高千穂峰山頂 -
-(30分)-御鉢-(30分)-高千穂河原

■見所
 ・十文字草  5月 高原側8合目付近
 ・イワカガミ 5月 高原側8合目付近
 ・お鉢付近  馬の背、火口、火口壁
 ・頂上    展望よし、逆矛、山小屋

・国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:高千穂峰 [北西]
・Mapion 霧島周辺地図
・気象庁霧島山監視カメラ
・高千穂河原ビジターセンター

 

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