[登山日記]矢岳 ヤマボウシを愛でに
[登山日記]中岳麓-新燃岳鞍部 ツツジはまだ蕾(H20.4)
[登山日記] 京丈山(熊本・五家荘)にカタクリを愛でに(H20.4)
[登山日記] 市房山(熊本・中央山地) 桜山行(H20/4)
[登山日記] 竜王山(H20/3)
[登山日記] 霧島縦走(H20/2)
[登山日記] 矢岳側から中岳トラバースルート(H20/2)
[登山日記] 韓国岳に初登り(H20/1)
[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに(H19/10)
[登山日記] 大幡池 えびのルート(H19/10)
[登山日記] 矢岳 見返草の花群れを愛でに(H19/10)
[登山日記] 俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)(H19.9)
[登山日記] 韓国岳(H19/9)
[登山日記] 霧島往復縦走(H19/9)
[登山日記] 稲尾岳 照葉樹林の杜をあるく(H19.7)
[登山日記] 肝属山系 甫与志岳・黒尊岳の縦走(H19/6)
[登山日記] 矢岳・竜王山 ヤマボウシを愛でに(H19/7)
[登山日記] 霧島硫黄山 オオヤマレンゲを訪ねて(H19/6)
[登山日記] 霧島樹海を家族山行(H19/5)
[登山日記] 高隈山系の縦走(H19/5)
[登山日記] 初夏の高千穂峰 草原の中を歩く
[登山日記] 初夏の樹海、そしてミツバツツジを愛でに(H19/5)
[登山日記] 烏帽子岳のゆったりとした一日(H19/4)
[登山日記] 雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19/4)
[登山日記] 霧島山日記 樹海を歩く(H19/4)

2008年7月13日

[登山日記]矢岳 ヤマボウシを愛でに

ヤマボウシ

ヤマボウシ高千穂峰を矢岳よりヤマボウシツチアケビヤマボウシ
春の花は黄色かったり赤かったり、賑やかな風合いで山を飾ります。
そんな春の花達が居なくなると山は急にしっとりとしてきます。
そして、夏の花達が咲き始めます。
夏の白い花達は深緑の山肌に清楚な風を呼びこむようです。

今年の春は山に行く機会も少なく悔しい思いをしました。
せめて、大好きなヤマボウシでもと、いま一人のヤマボウシ大好き人間と矢岳を訪ねました。
去年は皇子原から沢超えでしたが、ことしは近道とのことで大幡沢から挑戦です。
1時間位の楽勝コースとの誘いにホイホイと。

矢岳は花の多い山です。
冬の藪椿からヤマボウシ、秋にはミカエリソウの群生も素晴らしい山です。
去年のヤマボウシも素晴らしく、今の時期、外したくないコースです。

のぼり初めて暫くは緩やかでしたが、直ぐに直登コースに。
まぁ、1時間ほどならと登っても中々山頂が見えずに「本当に1時間で登れるんですかぁ」と泣きを入れるはめに。
考えてみれば2ヶ月も登っていなくて足がなまっている様子。
なんとまぁ、情けない。

登るにつけて向かいの尾根の山肌に白い花が目立つようになってきます。
よく見ると、登っている尾根にもヤマボウシ。
ヤマボウシは葉の上に花をつけています。
下から見ると自分の葉にかくれて、その白い花が見えないのです。
なんとももどかしい。

矢岳の稜線に出ると周りが見渡せるようになりました。
竜王山、新燃岳、中岳、そして高千穂峰。
その山々の山肌に白い塊がいくつもあります。
「あれっ、中岳ってこんなにヤマボウシあったっけ、あっ、高千穂峰も」
そんな言葉が飛び出します。
去年も見た風景のはずですが、今年は特にヤマボウシが花をつけているのでしょうか。

頂上までくると木々も低くなりヤマボウシの花も具合良く見る事ができます。
やはり矢岳の頂上までは行って見ましょうと目指します。
人も少なくヤマボウシを存分に愛でながら。
矢岳頂上は陰もなく暑いので、すこし戻って昼食。
ヤマボウシの下でゆっくりと時の過ぎるのも気にせずに。

竜王山まで折り返しの途中に倒れたヤマボウシ。
殆ど根こそぎの状態なのに、たおれた枝にヤマボウシの花が沢山ついていました。
普段では見れないヤマボウシのカーテンに暫くみとれていましたが、根っこもあらわな哀れな姿は痛ましく、来年は花がつくか心配です。

なぜか、楽勝コースのつもりが降りてみれば夕刻近く。
私の鈍った足のせいか、何時もになく綺麗な姿をみせてくれたヤマボウシのせいか。
どちらにせよ、今年も堪能できたヤマボウシ。
これから灼熱の南国の夏です。
霧島の花は秋の花々の咲きはじめるまで暫くお休みとなることでしょう。
素敵な一日でした。

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平成20年7月6日

2008年5月 7日

[登山日記]中岳麓-新燃岳鞍部 ツツジはまだ蕾(H20.4)

古宮
久々に家族登山です。
今日はAさんたちも山に入っている様子、もしかしたら山で合うことになるかも。
まぁ、しかし、どのようなルートかも知らないので合えない可能性が大。
今日は花々の様子見も兼ねてハイキングです。
高千穂河原から皇子原ルートを進み、途中から中岳、新燃岳の麓の樹海を進みながら新燃岳・獅子戸岳の鞍部へ出るルートです。
アップダウンの比較的少ないコースですが、ルートの判り難い所もあり慣れた人と行ったほうが無難です。

何時もどうり古宮に一礼をして森の中に。
この高千穂河原から皇子原へ続く山道はフラットで森林浴には最適のコースです。
途中から中岳鞍部、新燃岳鞍部へのルート、竜王山、矢岳鞍部、矢岳へのルートなど様々なバリエーションを楽しめる基点にもなります。

10分ほどで中岳麓の躑躅ヶ原につきましたが、まだまだミヤマキリシマには早いようです。
暫く進むとシロモジがチラホラとありました。
ここから樹林の中を進みますが、新緑にも少し早い雰囲気です。
しかし、相変わらず人の通らないルートです。

おやっ、外人さんが・・・。
「此処は何処だ?」といっていますよ。
手に持っているのは英語版の観光ガイド。
こんなマイナーなルートは書いてありません。
ん~、"This is Mt.Takachiho"、"Oh OK"、私に英語で説明しろというのが無理な話。
それでも幾つかのルートを書き加えたりして何とか伝えられた・・・と思う。
どうも、中岳に行きたい雰囲気。
おり悪く、そこは中岳鞍部へのルートの入り口。
入り口の道標には「ルートファウンディングできない初心者は入らないように」と書いてあります。
そんな事、英語で伝えられる力もなく彼は進んでいきました。
慣れているようでしたが大丈夫でしょうかねぇ。

件の外人さんの事が気になりつつ、左に折れて竜王山の方に向かいます。
宮崎から来た人と情報交換をしながら進み、2つの枯れ沢を抜けてまた左に折れます。
ここから新燃岳の麓の樹海を抜けて新燃岳鞍部に向かいます。
昨年は5月末に同じコースを通ってミヤマキリシマを堪能したのですが、流石に今回は早かったようです。

樹海を抜けるとお花畑の原っぱに。
低層のミヤマツツジはまだ蕾も固く、春リンドウが星をばら撒いたように咲いています。
もうすこしするとお花畑が出現することでしょう。

時期が早いと思いつつも新湯林道へむかってミツバツツジを確認しました。
やはり蕾は固く、2週間後くらいが見ごろかと思います。
心なしか、花芽が少ないような気もしました。
この辺りは老木も多く、枯木や盗掘の跡かと思しき穴など痛ましい光景も見受けられます。

新燃岳の火口湖は相変わらず神秘的な色で出迎えてくれました。
その火口の縁を歩いて新燃岳頂上にいくと見慣れた顔が。
ほう、会えましたねぇ。
しかし、なんで今頃このあたりを?
聞くと皇子原から矢岳、竜王山を経て件の中岳鞍部コースに入ったとか。
そこから、なんと新燃岳を経て鞍部から麓樹海にいって皇子原へもどるとか。
つい「なんちゅうルートだ」と叫んでしまいました。

さて、これからは消化ルート、中岳を経て車の待つ高千穂河原へ。
この辺りのミヤマキリシマは5月末から6月でしょうか。
中岳を下り始めるとクサボケがぽつぽつと可愛らしい花を見せてくれます。
いまがちょど見ごろでしょう。

さて、今年は少し花が遅れ気味のようです。
1週間遅れくらいでしょうか。
母の日頃にまた登れるといいでしょうね。

平成20年4月29日

2008年4月29日

[登山日記] 京丈山(熊本・五家荘)にカタクリを愛でに(H20.4)

カタクリ

京丈山 山頂 ワナバ谷 分岐 京丈山 雁俣山分岐

五家荘は遠い。
鹿児島からだと3時間もかかります。
でも、その分、素晴らしい自然、素晴らしい山が待っています。
今日は中央山地、五家荘から京丈山を目指します。
カタクリの花を愛でに。

カタクリ、可憐な花ですね。
うつむき加減に咲く大輪の花は控えめで厳かな感じです。
花言葉は「初恋」。
この中央山地では京丈山、雁俣山などに見受けられるとか。
カタクリは九州では珍しく希少植物として保護されていますので踏まないように気をつけましょうね。

9時にハチケン谷から登りはじめました。
最初は林道です。
沢沿いに結構長く歩きます。
新緑と沢の清らかな流れは眠たがる脳細胞に活力を流し込んでくれます。
山頂近くなるとカタクリの葉はありますが花は見当たりません。
わりと順調にすすんで山頂には11時半につきました。
そして、一輪だけ山頂にカタクリの花が咲いていました。
山頂に一輪って感動的なシュチエーションですね。
あと1週間後くらいが見ごろでしょうか。
雁俣山の方がちょうど見ごろとか。

苦労したのは下りです。
ワナバ谷の方に降りたのですが、これが崩落が激しくてあちらこちらを沢にくだって巻いたりしながら降りることとなりました。
順調に行けば5時間ほどの予定が7時間ほど掛かりました。
これからはワナバ谷の方は止めたほうが良いかもしれません。

初めての五家荘の山々は自然に溢れ、花が沢山の山でした。
初夏、そして秋と季節の折々に楽しめることでしょう。
カタクリの花は少しでしたが、色々な花を愛でることが出来て楽しい一日でした。

平成20年4月27日

2008年4月 7日

[登山日記] 市房山(熊本・中央山地) 桜山行(H20/4)

市房神社参道 千年杉

市房神社参道市房ダムの桜市房神社マンサク市房山 山頂 市房神社参道 入り口

降水確率が70%もあったのに雨が降ってきません。
というわけで一房山登山決行!
6時30分に集合し、一路高速を人吉まで進みます。
人吉インターから219号線にのり市房キャンプ場を目指します。

途中のダムは桜が満開です。
ダム湖を取り囲むように桜が咲いています。
普通の桜ばかりと思ったら山桜、枝垂れ桜、八重桜などが同時に咲いています。
素晴らしい風景です。
桜は降りてからゆっくりと見ることにいたしましょう。

ダムから暫く進むと一房キャンプ場です。
キャンプ場から市房神社の参道入り口は近いので車はキャンプ場に止めました。
鳥居を潜って参道入り口から、まず一房神社を目指します。
このあたりは1000年の樹齢を数える杉の大樹があります。
その根が道をおおって石畳ならぬ杉の根畳の道です。
地元の方々が杉の苗を植えていました。
この苗が1000年後にはこのような大樹に育つのでしょうね。
そんな壮大な時間に想いが馳せます。

市房神社は突然に赤い社を晒しだしてきます。
ちょっと殺風景な拝殿と随分高いところにある奥殿、そして泊まることが出来るのでしょうか拝殿に焚き火のできる別部屋がついていました。
拝殿の壁を見てみると真っ黒くなった板絵がかけてありました。
良く見るとお坊さんのような人の姿が描いてあります。
ほとんど判別できない絵です。
この市房神社で4合目です。

さて、市房神社までは割となだらかだったので、ハードな山として名高い市房山を油断しておりました。
ここから6合目あたりまでが素晴らしく急登です。
いたるところに梯子状に組んだ木があり、ロープが下がっています。
やはり噂とうりの市房山でした。

7合目から先は、時々平らなところも現れます。
しかし、急登には変わりありません。
8合目を過ぎたあたりに山頂らしき姿が・・・でも、これは見せかけの山頂です。
ここで一気に元気が削ぎ取られてしまいました。
気力で9合目までくると、チラホラと黄色い花が・・・マンサクでした。
今年はマンサクを見ることが出来ないと悔やんでいたのですが、こんなところで出会えるとは思っていませんでした。
このあたりはマンサクが多いようで、頂上から見下ろすとマンサクの林がありました。
今年は花が少ないようですが、去年は素晴らしい光景だったそうです。

頂上は風が強くてマンサク展望所を確認して早々に下山です。
朝食は少しくだって風の当たらない場所で。
下りはその急な坂に驚きました。
ここを登ってきた自分にもちょっと驚きです。
膝が心配なのでスティックをだすことに。

市房神社を過ぎて膝が少し痛みだしたので、車道を歩くことにしました。
しかし、その車道の長いこと。
参道は直に森を進むのに、車道は九十九折になっています。
まぁ、考えてみれば当然のことですが、かえって足に負担が増したかもしれません。

山を下って、温泉で汗を流して、そして、桜です。
これもここにきた目的のひとつです。
ちょうど満開で一面桜で埋まっています。
カメラを手に花吹雪をまちがすが、待つと来ない風。
致し方なく車にのると、やっぱり・・・素敵な花吹雪。
今の時期が一番良いかもしれませんね。
でも、ここにはアケボノツツジが咲くとか。
ん~、もう道も覚えたから大丈夫です。

8:40 市房キャンプ場 登山開始
9:30 市房神社
10:20 6合目
10:50 7合目
11:15 8合目
11:40 9合目
12:00 山頂
13:50 市房神社
14:40 市房ジャンプ場 下山

2008年3月23日

[登山日記] 竜王山(H20/3)

[6:30] 今日は霧島に連れと登る日だ。天気は晴れ、何時もの時間に起きて準備を始める。今日は新しい靴とリックの慣らしもしておきたい。
[7:00] 早めに食事をとって急がなければ、待ち合わせは8時だ。
[7:30] やっと家を出ることができた。コンビニによっておにぎりと飲み物を調達する。
[8:00] なんとか間に合った。今日の行き先を決めなければならない。意見が分かれジャンケンをすることに。負ける。
[9:00] 高千穂河原に着く。新しい靴とリュックを身につけ山に入っていく。今日は矢岳・竜王山の鞍部を目指し、竜王山から炭化木の沢を抜け帰ってくるコースをとる。なんども行ったコースである。
[10:10] 竜王山直下の沢を抜けると心地よい森が広がる。突然、鹿が走り始める。5,6匹はいただろうか。鹿は人間に、人間は鹿に驚いてしまう。1匹はぐれたのか、何時までも甲高い声でないている。
[10:30] 鞍部にでる。今日の登りは終りだ。後は簡単な行程・・・のはずであった。
[11:00] 竜王山山頂。相変わらず愛想の無い山頂である。小さい看板がひとつだけ山頂である証に立ててある。
[11:20] 竜王山をくだり沢を越える。ここを確認することが今日のミッションである。ミッションは達成した。
[12:00] 枯れ沢にでたので食事を取る。ここで問題が発生する。時間をとり過ぎたのだ。昼食で3時間も費やすとは予想外だった。問題は何時も安心したころに発生する。
[16:00] 高千穂河原にもどる。問題はあったが全工程を終了することができた。

2008年2月17日

[登山日記] 霧島縦走(H20/2)

[登山日記] 霧島縦走

韓国岳火口壁

韓国岳から甑岳を望む韓国岳樹氷韓国岳山頂をめざして韓国岳火口壁韓国岳中岳をめざして

「縦走をしていないやつはもぐりだな」
山仲間が言っておりました。
もう長いこと霧島を歩きまわっていますが、縦走は初めてです。
この前、高千穂河原から往復縦走をしましたが、えびの高原と韓国岳の頂上までを歩いていないので縦走と認めないとか。
その後に冒頭の台詞です。

もう、「もぐり」のままでいいかぁ、そう思っていましたが、何処かに引っかかる霧島縦走。
まぁ、それほどポピュラーなルートというところでしょうか。
それでという訳ではないですが、若いのを誑かして縦走を企画しました。
一人は生まれて初めての登山、もう一人も2回目です。

朝、6時に待ち合わせです。
まだ暗いなかを買出しをして霧島に、高千穂河原のおばちゃんはまだ来ていませんが車を1台おいてえびの側にむかいます。
7時というのに、もう車が止まっています。
さぁ、縦走開始です。

韓国岳は山全体が白くなっています。
登山口から雪が積もり樹氷が綺麗です。
雪を踏みながら、樹氷を愛でながら頂上に向かいます。
若いもんに遅れ気味で頂上に着いたのは1時間後。
なかなかのペースです。
相変わらず風の強い頂上は早々に後にして、風裏に入って暖かいコーヒーを一杯。

韓国岳の下りは雪と急勾配で滑る滑る。
幾度となく転ぶ若いもんを笑いながら楽しい道のりは続きます。
中腹のびわ池は相変わらず水が無く、その湖底を雪が平らに覆っています。

獅子戸岳をすぎ、新燃岳だけとの鞍部で早い昼食です。
まだ10時過ぎ、カップラーメンのスープの温かさが身にしみます。
新燃岳の火口を覗くと何時もの翡翠色の湖面に氷が張っていました。
どこも頂上は風が強い。
新燃岳山頂も証拠写真をとったら直ぐに退散です。

中岳・・・高千穂峰が勇壮です。
両翼を広げた峰は小学校の教科書に出てきた山の象形文字みたい。
そんな話をしながら急勾配をおります。

「足がぷるんぷるんするぅ」
若いのが石畳を歩きながら悲鳴をあげています。
膝と脹脛が慣れない山行に疲れたのでしょう。
それにしてもはじめてにしては良いペースです。
若いもんには叶いません。

1時過ぎに下山して3人とも初めてとなる霧島縦走は終わりました。
6時間、まぁまぁですね。
「縦走したのぉ、寒かったでしょう」
「ええ、痛いくらいでしたよ」
「私が来たとき-3度だったものねぇ」
高千穂河原で料金を払いながら暫くおしゃべり。
さて、温泉に入って・・・えぇ!ソフトクリーム食べるのぉ?

[記録]
日時 平成20年2月17日

コース 霧島縦走路 えびの高原-韓国岳-獅子戸岳-新燃岳-中岳-高千穂河原

参加者 私、M、A

7:10  えびの高原(登山開始)
7:45  韓国岳5合目
8:20  韓国岳山頂
10:00 獅子戸岳山頂
10:10 鞍部(食事)
11:20 新燃岳山頂
11:50 中岳山頂
12:40 高千穂河原(下山)



2008年2月11日

[登山日記] 矢岳側から中岳トラバースルート(H20/2)

[登山日記] 矢岳側から中岳・新燃岳コルに

新燃岳
高千穂河原から中岳を矢岳側に迂回して進むルートは幾つかあります。
昨年は高千穂河原から竜王山の麓へ進み、炭化木の沢あたりから新燃岳、獅子戸岳の鞍部に進む樹海ルートを何度かあるきました。
とても深い森で春には新緑や沢山の花を愛でることができる素晴らしいルートです。

高千穂河原から竜王山、皇子原の三叉路に行く途中に「このルートはわかりにくく危険です」と気になる文章の添えられた道標があります。
中岳・新燃岳方面へのルートのようです。
以前から気になっていたのですが、今回はこのルートへのお誘いがありました。

今日は8時半に高千穂河原集合です。
何時ものように古宮に一礼して森の中に分け入ります。
中岳を左に見ながら、まだ蕾のかたいミヤマキリシマの群生の中を矢岳に向かって進みます。
私自信、久々の山行です。
懐かしい顔を見ながら話しながらの山行は楽しいものがあります。

途中、件の立て札を皆で読んで確認して、さらに矢岳の方へ進みます。
今日はオプションとして炭化木の沢への行程が組まれています。
ここを訪れるのも久しぶりです。
何時もの通りの、しかし、少しずつ朽ちていく炭化木。
その姿は初見の驚きと、その後の寂しさを醸してくれます。

今回は、件の立て札のところからではなく、三叉路近くの沢から中岳を目指して進みます。
無き水の気配を辿りながら、枯れ沢を登っていきます。

沢の石が小さくなり始めた頃、件の立て札からのルートと交差する地点に着きました。
そのルートは沢を横切り中岳をトラバースするコースをとります。
私達もここから右におれて通常のルートを進みます。
この辺りから上り坂、中岳を視野にいれながら暫く上ります。

ルートはわかりにくいとは言え、思ったよりもしっかりとした道ができています。
目印のテープも比較的多くあります。
ただ、積雪時や夏場の茂った時は随分と判りにくくなるでしょう。
このルートで出会った人は1人のみです。
迷ったらどうしようもありません。
やはり危険なルートということでしょう。

暫く登ったあとは木々も低くなり、目の前に新燃岳の緩やから稜線が見えてきます。
新燃岳の山肌は高い木々も無くなだらかな草原の趣です。
こちらから見る新燃岳はなんと優しい姿をしているのでしょう。
あのエメラルド色の火口湖を思い浮かべながら暫く見入ることに。

中岳と新燃岳の鞍部、野之湯ルートとの交差点で暫く休んだあとは中岳経由で高千穂河原へと帰ります。
きょうは寄り道しながらゆっくりと、初めての、そして気になっていたルートを堪能した一日でした。

[記録]
日時 平成20年2月11日

コース 高千穂河原-河原・皇子原三叉路-炭化木の沢-枯れ沢-中岳トラバースルート-中岳・新燃岳鞍部-中岳-高千穂河原

参加者 私、O、O、A、F

8:30  高千穂河原(出発)
9:20  高千穂河原・皇子原の三叉路
      炭化木の沢
11:30 枯れ沢(昼食後出発)
12:05 本来のルートと合流
13:20 中岳・新燃岳の鞍部
13:50 中岳山頂
15:00 高千穂河原(下山)

2008年1月27日

[登山日記] 韓国岳に初登り(H20/1)

[登山日記] 韓国岳に初登り

韓国岳 頂上より高千穂峰

やっと初登り。
明日の方が天気が良さそうだけど、もう待てない。
なにはともあれ霧島に、韓国岳に。

天気は随分と申し訳なさそうに雲が覆っています。
「まぁ、しかたないさ」と雲へとも、自分へとも判らない呟きをしながら車を山に。
走りなれた道に車を駆り、上りなれた道を登ります。
天気もこんな風だから展望も望めない。
今日は取りあえず登れればいい。

登りはじめると、どうも感じが違う。
確かに空一面が灰色で山間が霞んでいるのですが、異様に遠くまで見渡せるのです。
最近の雨で空気が澄んでいるのでしょうか。
遠くは九州の背骨ともいえる熊本の山々、桜島はもとより開聞岳も。
山並みの折り重なる合間には霞がかかり、山並みがグラデーションを描いて薄く、小さくなって遠ざかっています。
その霞ぐあいの遠望はちょと素敵でした。

この寒波で樹氷がついていました。
雪は期待していなかったのですが、樹氷は嬉しい誤算です。
しっかりとカメラに収めて早々に降りました。
2時間弱の慌しい山行です。
未だ来ぬ先の結果を思い悩んでいたのがバカみたいです。
登ってみれば嬉しい誤算もあるものです。

[登山ガイド]霧島連山 韓国岳
[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに
[登山日記] 韓国岳



2007年11月 3日

[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに(H19/10)

[登山日記] 韓国岳 紅葉を愛でに

大波池 紅葉
クリックでスライド
その女人(ひと)は韓国岳の中腹にあります。
ピンと背筋を立て、赤い衣をまとって大浪池を背に佇んでいます。
彼女の名前は未椛(みか)。
未椛とは椛の木、その椛に山仲間が名づけてくれた名前です。

昨年は10月の最後の週に紅葉を愛でに韓国岳に登りました。
今年は残暑厳しく、一向に色づかない山を眺めておりました。
おりしも仕事が忙しくなり、誘われていた紅葉登山もキャンセルと思っていたのです。
しかし、ふと見上げると里山に赤い点々が。
もう、ダメです。
これはやっぱり紅葉を見に山に行かなくてはなりません。
あの、未椛さんに会いに。

9時、えびの高原につくと沢山の車が止まっています。
さすがに行楽シーズン、皆さん紅葉を愛でにきているのでしょうか。
さて、のぼり始めましょうか。

1合目付近から黄色く色づいた木々がポツポツと。
やっぱり無理してでも来てよかったと思った瞬間です。
沢山の人が登っています。
今日は山頂は賑やかでしょう。

ドウダンツツジや椛の紅葉を写真にとりながら歩いていると直ぐに山頂です。
火口を覗くと火口壁の紅葉が綺麗です。
おやっ、人が火口におりています。
蟻のように小さい粒がゆっくりと歩いています。
「あっ、あそこから登るんだぁ」
小さい粒はクレオパトラ峰に向かってちょこちょこと移動しています。

目的の未椛さんは韓国岳から大浪池へ降りる中ほどにあります。
その凛とした姿は突然に現れました。
大浪池のブルーを背景に身に付けた全ての葉っぱに紅をさして佇んでいます。
素敵です。

散々、写真をとって堪能して降りようかと思うと誰かが腰を下ろしています。
靴を脱いで。
「どうしたのですか」
「捻挫してしまって・・・」
つれが三角巾をだして居るうちに上から団体さんが降りてきました。
ひとりが手馴れた手つきで処置をしています。
遠巻きの野次馬と化した私達は三角巾とテープを渡して先に降りることに致しました。
山での怪我は大事になります。

大浪池まで降りて、少し早いと言うことで池の縁を東回りに行って食事です。
大浪池の青い湖面、火口壁の紅葉、振り向けば青空の中に天を突くような高千穂峰と霧島の山々、そんな中のベンチでリュックを広げます。
おにぎりを頬張る足元には秋竜胆、蜂がやってきて頭を入れます。

食事も終わって韓国岳非難小屋にもどったら消防のレスキュー隊員が登ってきました。
「けが人は?」
「そこから登ったところですよ」
そり状の担架を背負ってキビキビと登っていきます。
ヘリもやってきました。
先ほどの捻挫の人が自分で降りられなかったのでしょう。

ここからえびの高原の駐車場を目指す道も紅葉の素敵なコースです。
ヘリの音がひとところから聞こえています。
旋回を止めて収容しているのでしょう。
両脇の紅葉を愛でながら平坦な道を進みます。


[記録]
日時 平成19年10月28日
コース えびの-韓国岳-大浪池-えびの
参加者 私、memeさん、Oさん

09:10 韓国岳登山口 登山開始
10:40 韓国岳山頂
11:50 韓国岳非難小屋(大浪池)
12:25 大浪池東周り休憩所 昼食
14:30 えびの高原 下山

2007年10月21日

[登山日記] 大幡池 えびのルート(H19/10)

[登山日記] 大幡池 えびのルート

スライドはこちらから

大幡池は数ある霧島の火口湖のなかでも湖畔まで行くことのできる数少ない湖の一つです。
山上湖として日本最大の大浪池、霧島山系で一番標高の低いところに有る御池、琥珀色に佇む六観音御池、霧島の火口湖はそれぞれに趣のある湖が沢山あります。
その中でも大幡池の静かな佇まいは私のお気に入りの場所です。

霧島連峰の主役は韓国岳から南東につらなる霧島縦走路の山々でしょう。
その縦走路途中、獅子戸岳と新燃岳の鞍部に直に交差している登山道があります。
縦走路とほぼ直行する形である夷守岳と新湯林道を結ぶ縦走路です。
その縦走路上に大幡池はあります。

大幡池に行くには4つのコースがあります。
件の縦走路を夷守岳側から行くコースと新湯林道側からのコース、それと縦走路の側面、高原側、えびの側からアプローチするコースです。
夷守岳の登山道は直登で霧島山系でも有数の急登コースです。
新湯林道は距離が長くミツバツツジの頃には人気のコースですが、大幡池のためには距離があります。
そこで高原側、家族連れに人気の夷守台から直に大幡池を目指すコースを多用します。
ここも急登ですが1時間ほどで大幡池に着くことが出来ます。

しかし、きょうは始めてのコース、夷守台からコースとは反対側、つまりえびの側から大幡池をめざします。
待ち合わせ場所はコスモスで有名な生駒高原。
時はコスモス満開の秋、きょうも多くの人で賑わうであろう生駒高原もまだ人もまばらです。
今日は6人で大幡池を目指します。
大幡池から丸岡山を経由して夷守岳までの折り返し登山です。

生駒高原から林道をすすみます。
2台の4輪駆動車は大幡池登山口をめざして進みます。
普通車では底がつきそうな山道を30分も進むと登山口がありました。
登り口は標識がないとタダの山肌です。
ちょっと先行きが不安になりそうな登り口です。

早々に準備して登り始めると直ぐに緩やかになり、広い林道が現れました。
あまり登る人も少ないであろう登山道は広く整備されており秋の淡い光が山道を照らしています。
しばらく進むと大幡池方面と獅子戸だけ方面への分岐に差し掛かります。
それを左におれ大幡池へ向かいます。

ほとんどフラットな道を進むにつれて、小さな沢や湿原が現れます。
山の風情をゼイゼイと言うでもなく緩やかな歩きで楽しみます。
1時間ほどでしょうか、目の前に突然「青」が飛び込んできます。
大幡池です。

なじみの有る大幡池の取水口から対岸のほうです。
湖畔におりて取水口の方に歩いていきます。
連れが石を投げています。
どうして男は海や湖の辺では水切りの石を投げたくなるのでしょうか。
ぽちゃん、石は一度も跳ねずに水面に同心円を描きます。
悔しそうにもう一度、更に・・・、大人のなかの子供の心が小さな波紋になっては消えていきます。

いつも風のある湖畔をさけて風裏の広場で一休み。
何時ものように皆さんの差し入れが・・・、ありがとうございます。
ちょっと太目の魚肉ソーセージを誰かが取り出すと、なぜかマヨネーズが出てきます。
一口ご相伴にあずかります。
笑いのこぼれるひと時は、大勢で登る楽しみでもあります。

大幡池を後にして夷守岳を目指します。
しばらく進むと丸岡山の山頂です。
遠めに見るとまぁるくて名前どうりの山です。
それでも実際に登るとちょっとした坂道です。
ここで一人がお留守番で残ります、きのう沢で打ったところが痛いとか。
のこり5人で急登、夷守岳をめざします。

思ったよりも急だった坂を上り詰めて夷守岳山頂です。
正面に新燃岳、山頂のぽっちょり岩が見えます。
右手に韓国岳、左手に高千穂峰と霧島縦走路の山々を一望しながら昼食をとります。
足元には秋の日に蕾を開いた秋リンドウの青い花が開いています。

最近、下りで足の痛みを覚えます。
夷守岳の下りはきつく、ステックをとりだしてゆっくりと降りていきます。
途中、お留守番と合流して来た道を辿っていきます。
いつしか反対側に傾いた太陽に湖面が照らされて輝いています。

はじめてえびの側から大幡池に登りました。
登り下りも少なくゆっくりと登れるコースでした。
今度は少し荷物をせおって、湖畔でバーベキューでも。
そんな良からぬ想いがよぎる帰り道でした。

[記録]
日時 平成19年10月20日
山行 えびの-大幡池-丸岡山-夷守岳 折り返し
参加 Hさん、Oさん、Aさん、H夫妻、私

7:50 生駒高原待ち合わせ
9:20 えびの側登山口 登山開始
9:50 大幡池・獅子戸分岐
10:15 大幡池
10:50 夷守台:丸岡山分岐
11:10 丸岡山山頂
11:55 夷守岳山頂 昼食
13:05 丸岡山山頂
13:25 大幡池
14:25 えびの側登山口 下山

2007年10月 2日

[登山日記] 矢岳 見返草の花群れを愛でに(H19/10)

[登山日記] 矢岳 見返草の花群れを愛でに

見返草 花群
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見返草、あまりの美しさに振り返ると名づけられた花。
その見返草を愛でに矢岳に登ってきました。

秋の山は沢山の花々が出迎えてくれます。
賑やかな赤系の花が多い春の山と違い、青い清楚な感じの花が多いのが秋の山でしょうか。
そんな秋山を彩る花に見返草があります。

昨年は見ることが出来なかった見返草です。
今年は是非とも群生を見たい。

何かと用事のある休日でしたが、大急ぎで片付けます。
時計を見ながら・・・大丈夫だろうかと思いつつ。
なんとか昼前に目処がついたので、同じ思いのパートナーに電話をしてみます。
「ちょっと遅くなりましたが・・・」
「では12時にいつものところで」

なんと昼からの登山となりました。
まぁ、3時間ほどの山ですから何とかなるでしょう。
皇子原の登山口についたのは1時でした。

いつも車のない駐車場は満車です。
鹿児島、宮崎、熊本の車もあります。
皆さん、良い花と良い頃合を良くご存知です。

何時ものように谷を超え、急な坂を登っていくと、所々に紫の花が見え始めます。
誰かが「試験管洗いのブラシ」といった房状の花です。
青紫蘇のような丸い葉っぱから一筋の茎がのびて、紫の小さい花が茎をまあるく取り囲んで並びます。
どちらかと言えば地味な花です。

急登がおわり緩やかになり始めた頃、目の前の風景が一変します。
頭上高く覆っていた雑木がなくなり、代わりに見返草が山肌を覆い始めます。
一面が紫の花園となっていきます。

頂上へ着き、そのまま北の方、夷守台方面に向かいます。
たどりついた丘は、見返草が一面を覆い尽くした丘でした。
素晴らしい。

花園に腰を下ろしてお茶とおしゃべり。
その一面に咲いた見返草は蜂や蝶の仕事場でした。
一心不乱に蜜をすっている蜂たちは、私達のことなど気づかぬように、あっち飛び、こっと飛びしながら慌しそうです。
お互いに干渉することもなく、花園での時間は過ぎて行きます。

いつの間にか霧がでてきて花園をソフトフォーカスの額縁にはめこんでいきます。
そろそろ帰る潮時のようです。
名残を惜しみながら、まだまだ早すぎる来年の見返草を想いながら見返草の丘を後にします。

そのまま、何時ものように竜王山の方に向かい、コルから下って裾野を皇子原の駐車場へ向かいます。
途中、真っ赤なきのこやヤマボウシの赤い実を眺めながら歩きます。
いつの間にか5時近くなっています。
最近、夕焼けがせっかちです。
そして森の中はちょっと暗い。
突然、蝉が・・・、たぶん彼らの鳴くのを聞くのは最後でしょう。
蝉は行く夏を惜しみ、私達はそんな彼らを惜しみつつ森を進みます。
薄暗くなって来た山道を急ぎます。

下り終わったら、もう1つの楽しみ、彼岸花を愛でます。
こちらも群生。
緑濃い杉のしたに、その杉を焦がすかのような真っ赤な花が根元を埋め尽くしています。ここの彼岸花も毎年、素晴らしい光景をみせてくれます。

二つの花群れに心を残しながら今日の山行はおわります。
ちょっと慌しい山行でしたが、心安らぐ山行でもありました。
また、来年も。

2007年9月24日

[登山日記] 俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)(H19.9)

[登山日記] 俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)

俵山直下
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夜明け前の東の空が、下のほうから明るくなり始めました。
明けの明星が明るく輝き日輪の先導役を務めています。
ここは高速道路、溝辺のパーキングエリア。

4台の車と15人の山好きが集い、これから向かう阿蘇、俵山・冠ヶ岳のことなどを三々五々と話しています。
いよいよ出発です。

鹿児島を出発して3時間後、9時に俵山の登山口から登り始めます。
俵山麓の展望台からは阿蘇の山々が目の前に広がって勇壮です。
これから6時間ほどの間、この阿蘇の山々の風景が消えては現れて私達を元気付けてくれることになります。

今回は交差縦走です。
8名と7名に分かれて俵山からと地蔵峠から登ります。

俵山直下はススキ野でした。ススキが朝日に照らされ優しくゆれています。
そのススキを過ぎると鮮やかな紫色のツリフネソウが出迎えてくれました。
今日は花を愛でる山行でもあります。

俵山は緩やかな稜線を目の前に広げています。
その前面は一面にススキの山肌に一本の登山道の筋があるだけです。
何も掴む物もない急登です。

上り詰めて右手の方に暫く進むと俵山山頂、1095mです。
そこで休みながらこれからの道程をたしかめます。
「あの鉄塔まで行くのよ」
「あれ?」
「いいえ、あっちの遠いほう」
今回は非常用パワーのを絞りださないといけないかも。

沿道にはマツムシ草が咲いています。
今日の空を映したような薄い青色の花びらです。
今回は最後までマツムシ草や秋の花々に励まされました。

俵山からの道のりは、それほど高くはありませんが、決して楽でもないピークを幾つか登り降りしながら進んで行きます。
マツムシ草の季節という事もあり、登山客の団体とよくすれ違います。

ちょっと早いですが、見晴らしの良い小高い丘で昼食です。
すでに太陽は高くなり、遮る影もないので崖淵に腰を置き吹き上がる風に涼をとりながらの昼食です。
きょうは暑い山行になりました。

「ヤッホー」・・・「ヤッホー」。
即行で帰ってくる声は、木霊でなく交差縦走の相手です。
12時30分、無事にランデブー、朝わかれて3時間半ですが妙に懐かしさがこみあげてきます。
「ここを登ったら後は横歩きよ!、頑張って」、信じても良いのかなぁ。
車の鍵とエールを交換して、おのおの自分の目的地に向かって歩きはじめます。

冠ヶ岳は登山道を右に折れて往復30分の折り返しです。
小学生位の女の子が1人、仲間に加わりました。
しばらく林道をすすむと山頂です。
山頂からは車道も見えて今日の山行が終りに近い事を教えてくれます。
いつの間にか女の子のお父さんも加わり山頂のひと時をすごします。

もとの登山道まで戻り「地蔵峠 60分」の道標を右に曲がってフラットな林道を進みます。
最後の休憩をとって10歩ほど歩くと車道、「おやっ、何だ?」と思うまもなく車道を横切ってまた山道に入っていきます。
そして御地蔵様の祭られた丘にたどりつきました。
今日の終点です。
6時間の山行でした。

逆のチームにトラブルがあり最後はちょっとバタバタしましたが、マツムシ草をはじめとした秋の花々を愛でながらの山行でした。

[記録]
山行 阿蘇 俵山・冠ヶ岳 交差縦走
参加 俵山→地蔵峠組 7名
   地蔵峠→俵山組 8名

5:50 溝辺パーキング集合、出発
8:50 俵山登山口 登山開始
10:30 俵山 山頂
12:30 交差の相手組と合流
13:50 冠ヶ岳 山頂
15:10 地蔵峠 到着

2007年9月17日

[登山日記] 韓国岳(H19/9)

一足早い紅葉
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9月は休日の多い月です。
今週は敬老の日がハッピーマンデーで3連休、じっとしている訳にはいきません。
若いもんを無理やりに連れ出して韓国岳にちょっと。

台風が掠めていったようで雲の多い空です。
何時もよりも早く山に向かいます。
妖しい天気と早い時間のせいか、登山口には車がありません。
準備もそこそこに登りはじめます。

1合目、2合目、ぽっちゃり型の連れは意外に元気です。
私の前をどんどん登っていきます。
「最初は抑えろよ」
ちょっと牽制。

3合目、一番きついのがこのあたりです。
天気は時折小雨の降る程度で、いま頃の登山ではかえって良い按配です。
休んでいると後からのおじいさんが先にいきました。
そのおじさんを4合目あたりで「お先に」と追い越して5合目です。

ここで一休み、リュックをおろして、連れは煙草を、わたしは雨よけのウィンドブレーカを出します。
件のおじいさんが「お先に」。
「あのおじいさん、やすんでないですよねぇ」、連れが驚く。

これからは坂が緩くなるよと連れに言いながら頂上を目指します。
頂上には二人組の先客、そして件のおじいさん。
「えぇ~、82才ですかぁ」、そんな声が聞こえてきました。
なんと毎週登ってきてるとか。
恐れ入りました。
敬老の日、敬うには十分な元気の持ち主でした。

頂上はガスで一面真っ白、そして風。
そうそうに大浪池へ降りていきます。
今日は、大浪池からえびのへ向かうルートで帰ります。
降りる途中、右足に違和感が。
そうです、あの霧島往復縦走の感じです。
ちょっと不安です、来週は阿蘇の予定。

大浪池まで下り終わって非難小屋で昼食。
カップラーメンを作ります。
山での食事は何でも美味しいものです。
連れも満足そう。

また一緒に登ろうね。

[記録]
コース 韓国岳-大浪池・韓国岳非難小屋-えびの高原
参加者 私と若者1名

7:50 えびの 登山開始
8:29 5合目
9:04 韓国岳頂上
9:52 大浪池・韓国岳非難小屋
11:31 えびの 下山

2007年9月 3日

[登山日記] 霧島往復縦走(H19/9)

[登山日記] 霧島往復縦走

新燃岳
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私はまだ、霧島の縦走をしていません。
縦走をしていないとモグリだという者もいて奮発、往復縦走に参加する事にしました。

まだ暗いうちに集合場所の高千穂河原キャンプ場へ。
昨夜からの泊まり組みの気合の入った仲間達にもぐりこみちゃっかり朝食を。
そして暗いうちから出発です。
高千穂河原から韓国岳までの往復です。

中岳直下の頃には明るくなって、中岳急登を一気に登ります。
中岳頂上、まだまだ元気です。
休みもほどほどに新燃岳に。

新燃岳頂上、まだまだ元気です。
みんな休みもせずに進みます。
新燃岳の独特の火口湖に時折朝日が差し込みます。
火口壁は低い光に照らされながら霧が這い上がるように登っています。
幻想的な風景です。

コルの十字路で5人と別れます。
男性2人はこれから沢とか、女性3人は旧道を通って新湯に下るとか。
ちょっと心が揺れます。
この揺れにまかせて女性組みと共に行けば良かったと後から思うことに。
ここから4人で韓国岳を目指します。

獅子戸だけでは置き水を。
どうせ戻ってくるので不要な水を一先ずここに置いていくことに。
すこし身軽になったような気もして、健気に韓国岳を目指します。
このころから霧も晴れ、青空が見えるようになって来ました。

天気予報が芳しくなかったので、縦走路にしては珍しく人にあいません。
まぁ、早いこともあります。
まだ8時です。
韓国岳頂上も9時30分に着いてしまいました。
出発したのは5時30分、4時間の道のりでした。

まだ昼食には早いので、軽く果物などを食べて戻りにつきます。
果物、毎回の差し入れは有り難く頂きます。
韓国岳を下り終わるころから右足に違和感が。
下りはどうもねぇ。
登りは問題ないのだけど。
獅子戸岳の下り、ちょっと痛い。

「ここから食べ物、飲み物は控えましょう」
リーダーが声をかけます。
そうです、先に下りた女性組みが素麺を用意して待っているのです。
素晴らしい。
それにしても彼女らは待ち遠しいことでしょう。
あと2時間くらいは掛かりそうです。

無難に進んで中岳の下り。
やっぱりちょっと痛い。
皆さんに先に行って貰い、ゆっくり降りていきます。
歩けないほどではない。

降りてきたら女性組みのお出迎え、そう、素麺と一緒に。
嬉しいです。
既に霧も晴れ、高くなった太陽に体力も限界一杯です。
冷たい素麺が喉を通って行きます。

ところでこの往復縦走。
高千穂河原とえびの高原の間を完破していないので、往復縦走なれど霧島縦走としては認めないとか。
もうモグリのままでもいいかもしれない。

[記録]
霧島往復縦走 高千穂河原-韓国岳往復
参加 男性5名、女性4名、往復縦走は男性3名、女性1名。

5:31 高千穂河原 登山口
6:30 中岳山頂
7:03 新燃岳山頂
7:32 新燃岳・獅子戸岳 鞍部
7:55 獅子戸岳山頂
9:33 韓国岳山頂
11:13 獅子戸岳山頂
11:57 新燃岳山頂
12:24 中岳山頂
13:13 高千穂河原 下山

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[登山ガイド]霧島連山 韓国岳

2007年7月30日

[登山日記] 稲尾岳 照葉樹林の杜をあるく(H19.7)

[登山日記] 稲尾岳

稲尾岳
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「うぁ~」
おやっ、帽子を沢にいれて、そのままかぶっています。
水が帽子から頭をつたって滴り落ちます。
沢の水がとても愛しくなる夏の山です。
暑い、暑い、夏の山行は稲尾岳です。

朝5時、空が白み始めた頃、皆が起きはじめました。
二股川キャンプ場の朝は早く始まりました。

何だか昨日、呑みすぎた様です。
後半は良く覚えていません。
二日酔いの上に気温も上がりそうです。
ちょっと拙い感じで山に登らないといけなくなりそうです。

尾根組は沢組を見送ったあと、2台の車に分乗して稲尾岳に向かいます。
8時過ぎに出発して9時過ぎにやっと到着です。
早速、上り始めると沢が姿を現します。
その沢を伝うように登っていきます。
沢の涼しげな音と木々の陰が夏の暑さを感じさせない出だしです。
暫くいくと川の源にきました。
岩の下から突然、川が始まっています。
不思議な感じです。

40分ほどで展望台にでました。
大きな岩がせり出しており、これから向かう枯木岳、稲尾岳が一望できます。
ところで枯木岳とは余りに悲壮な名前ですね。
照葉樹林の素晴らし山なのにどのような云われがあるのでしょうか。

アップダウンのあまりない道を30分ほどあるくと枯木岳山頂です。
枯木岳は標高959m、あまり展望もなくひっそりと三角点がありました。
ここで一休みして稲尾岳へと進みます。
暫く歩くと滝廻りコースと稲尾岳への分岐がありました。
今日は滝廻りコースには行かないとか。
登山道には番号札が下げてあり西口登山口から始まって、ここで100番です。
ここからオレンジの番号ふだからピンクの番号札になり新たに番号が振られています。
この番号はどういった基準でつけられているのでしょうか。
距離でしょうかねぇ。

突然、目の前に小さな社が見えました。
今日の目的地、稲尾神社です。
ここも展望はないですが、可愛い神社が見守る中、日陰で昼食です。
西口登山口から2時間あまりでした。

沢に行っているモンローさんからブドウの差し入れです。
おいしい。
いつもモンローさんから頂く果物はおいしく頂いていますが、まさか今日も頂けるとは思っていませんでした。
感動です。

「うぁ~」
リーダーが帽子を沢にいれて、そのままかぶっています。
水が帽子から頭をつたって滴り落ちます。
気持ちいいでしょうねぇ。
私も早速、真似をします。
下りの沢でひと遊び。
沢の冷たい水が灼熱の暑さを吹き飛ばしてくれます。

二日酔いという不覚の山行でしたが、森の美しさ、沢の涼しさに助けられた一日でした。
一緒にいった皆さんにはご迷惑をおかけしましたね。

[登山記録] 稲尾岳

日程 :平成19年7月29日
参加者:5名
コース:鹿児島県大隈半島 稲尾岳
    ビジターセンター-西口登山口-枯木岳-分岐-稲尾神社の折り返し

9:12 西口登山口 登山開始
9:50 自然石展望台
10:22 枯木岳山頂
10:35 池廻りコース・稲尾岳分岐
11:05 稲尾神社 昼食
12:00 池廻りコース・稲尾岳分岐
12:20 枯木岳山頂
13:15 西口登山口 下山

2007年7月12日

[登山日記] 肝属山系 甫与志岳・黒尊岳の縦走(H19/6)

[登山日記] 甫与志岳・黒尊岳の縦走

日程 :平成19年6月24日
参加者:15名、8名と7名に分かれてクロス縦走
コース:鹿児島県大隈半島 肝属山系
    二股トンネル-甫与志岳-黒尊岳-国見平

9:11 二股トンネル登山口
:  甫与志岳
13:02 国見平出発組と合流
15:20 黒尊岳
16:25 国見平 下山

梅雨の山行企画です。
1週間前からチェックしている天気は芳しくありません。
やっぱり、雨は覚悟の上の参加に。

今日のコースは甫与志岳から黒尊岳の縦走です。
参加人数も多く、国見平からと二股からの二手に分かれてクロス縦走です。
私は二股から甫与志岳を経て黒尊岳のチームの筈でした。
この後とんでもない事が起こる事になるのですが、それは後ほど。

高山の国見トンネルへの分かれ道で集合です。
ここで、複雑な方程式にしたがって車を分乗し、ぞれぞれの登山口にむかいます。
私達のチームは7人、2台の車にのって登山口に向かいます。
登山口はトンネルの横、雨も降らずにまずまずの出だしです。

9時過ぎに出発し、一路、甫与志岳へ向かいます。
このコースは、あまり入山する人が少ないのか、道がはっきりしなかったり、狭かったりします。
しっかりと目印を見て登る必要がありそうです。

しばらく進むと急な登りになりました。
甫与志岳は肝属山系の最高峰、969mの標高は楽をさせてくれません。
ところで、分かれ道まで同乗した方が、「国見平の方が標高が高いので楽だろう」との話をしてくれました。
なるほど、彼らとはどこで出会うのでしょうか。

しばし幾つかのピークを超えて、最後の登りに取り付きます。
雨に濡れた登山道は滑りやすく、足を踏ん張ってのぼります。
やがて下りに。
おや、おや、最後の登りではなかったようです。
そのまま下り基調で登り下りをしていると前から声が聞こえてきました。

「あら、早かったですね。甫与志岳の手前で出会うとは」
「???」
なんだか向こうのチームの様子が変です。
ここで、私達がとっくに甫与志岳を通り過ぎていたのに気がつきました。
どうも、甫与志岳ピークをトラバースしてしまったようです。
もう、時計は1時を回っています。
一度にお腹が鳴り出した7人衆でした。

さて、気を取り直して黒尊岳に向かいます。
その韓国ドラマのタイトルにも似た名前の山へは暫く歩く必要があります。
食事もとって元気の出たメンバーは、尾根伝いに黒尊岳を目指します。
甫与志岳までは藪道でしたが、このあたりは心持、広いような感じがします。
しかし、上り下りの大きいコースです。
下りでは幾度となく滑り、登りではすでに7時間近く歩いている足が悲鳴をあげます。

やっと国見平に着いたときには4時を回っていました。
7時間を越える縦走でした。
時折降る雨と汗で服はじっとり、靴は泥だらけの状態です。
そのまま、温泉へ急行。
ちょっと心残りのところもありましたが、楽しい山行でした。
皆様、お疲れ様でした。

2007年7月 1日

[登山日記] 矢岳・竜王山 ヤマボウシを愛でに(H19/7)

[登山日記] 矢岳・竜王山 ヤマボウシを愛でに

ヤマボウシ
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今日は花山行。
ヤマボウシを愛でに皇子原から矢岳に登り、竜王山を下って皇子原に戻ってくるコースです。
5時間程で霧島でもヤマボウシの多い山で、思いっきり堪能する予定です。

今日は3人で登りはじめます。
10時21分に登りはじめました。
ここから沢を越えて、矢岳山頂まで急登になります。
沢ごえに矢岳を望むと山肌に白いヤマボウシの木がポツリ、ポツリと見え期待が高まります。

矢岳中腹にナツツバキの白い花を見つけました。
始めてみる花です。
そのナツツバキを切っ掛けにヤマボウシの白い花が登山道に現れれるようになりました。一年ぶりです。
去年はたしか、7月8日、今年は1週間早い訪問です。

山頂に着いたのは11時58分、この山には珍しく団体さんがいました。
皆さん、ヤマボウシの咲く時期をしっているんですね。
梅雨時期というのに、日頃の行い良く晴れ空です。
山頂では暑いので少し下って昼食をとることにします。
暫く降りると目の前に大きなヤマボウシのある日陰があったのでここで。

「あのヤマボウシきれい」
「あの木に登って写真とってよ」
「えぇ~」
乗ったとたんに朽ちた木がミシミシと音をたて・・・折れてしまいました。
まぁ、こんなアクシデントも楽しいものです。
このあたりはヤマボウシが沢山咲いています。

1時11分に竜王山山頂に着きました。
しばらくの休息、ここから余り分からないコースになります。
不安を抱きながら沢を目指して降りていきます。

30分ほどで降りて沢を渡ります。
このあたりの沢には炭化木を見ることができます。
歴史の証人達です。
沢を上がり、樹海の見慣れてコースを皇子原に向かって進みます。

2時36分に高千穂河原、皇子原分岐に着きました。
小休憩。
ここから左に曲がり皇子原を目指します。
途中、変なきのこをいっぱい見つけました。
やはり梅雨時期です。
きこのが元気いい。

皇子原に着いたのが3時34分。
ほぼ5時間の山行でした。
ヤマボウシの白い花を堪能し、色々な花、きのこを愛でた楽しい一日でした。
さて、花を愛でる山行は秋までお休みでしょうかね。
本格的な夏がやってきます。