塩浸温泉 坂本竜馬ゆかりの温泉
霧島の野湯 「目の湯」は霧島最古の岩風呂
秘湯 霧島新湯温泉
犬養の滝と和気湯
山に…温泉に…霧島は憩いの空間

2007年12月30日

塩浸温泉 坂本竜馬ゆかりの温泉


塩浸温泉

隼人の方から霧島の山に向かって新川沿いに進んでいくと多くの温泉が点在しています。
そして、突然に川沿いに坂本竜馬の銅像があらわれます。
塩浸温泉(しおひたしおんせん)です。

新川渓谷温泉郷でも上流にある「塩浸温泉(しおひたしおんせん)」は古い温泉で1800年頃に発見されたとあります。

ここには坂本竜馬・お龍の二人が訪れたでも有名です。二人が逗留したという塩浸温泉には二人の銅像が立てられています。

川の辺には竜馬湯治の湯船と立て札のある湯船?があります。
今は川の辺に下りる路も無く入湯することは出来そうにありません。
もっとも行けたとしても国道が目の前にあるので入湯するには勇気がいるでしょうけど・・・。

竜馬たちが西郷隆盛の誘いで鹿児島に向かった旅は、わが国最初の新婚旅行と言われているそうです。
毎年2月には二人の足跡を訪ねる「竜馬ハネムーンウォーク大会」も催されます。

今は町営の施設で「塩浸温泉 福祉の里」として運営されています。
施設は古くて綺麗とはいえませんが、温泉は古くから切り傷などに効くといわれている名湯です。

施設の裏に古そうな湯船があります。湯船自体も黄色く変色しており良い雰囲気です。
温泉ファンでひなびた秘湯、名湯を好む方にはお薦めです。
坂本竜馬が傷を癒した名湯を堪能してください。

おまけ・・・坂本竜馬のお話

龍馬とお龍(おりょう)が鹿児島を訪れたのは幕末押し迫る慶応2年(1866年)です。
明治維新が1867年ですので、まさに動乱の時期だったのでしょう。
3月9日に寺田屋にて襲撃された竜馬は28日にお龍と結婚します。
西郷、小松の薦めで傷の湯治のために鹿児島に向け出立したのは4月14日です。
24日には鹿児島に着きこれから長崎に向けて出立する7月13日まで塩浸温泉を中心に鹿児島に逗留します。
これが日本で初めてのハネムーンと言われる旅となります。
逗留中に高千穂峰に登り逆矛を抜いてみたという手紙が残っています。あの逆矛はそのころから有ったのですね。
この旅が二人にとって最良の時間で、つかの間の幸せとなったのでしょう。
翌年の10月には体制奉還があり、11月15日に暗殺されます。竜馬33歳、お龍28歳の事です。

2007年05月22日

霧島の野湯 「目の湯」は霧島最古の岩風呂

[温泉]目の湯 霧島の野湯

高千穂峰

露天風呂っていいですよね。

露天風呂は開放的ですよね。
山々をみながらゆっくりとする温泉に入っているのは最高です。

でも、時には開放的すぎる温泉もあります。
ここは霧島の「目の湯」。脱衣場はもちろん囲いもありません。
当然、混浴・・・とはいっても2人も入れるだろうか。

「霧島最古の岩風呂」と看板がないと、ただの岩の窪みです。
ちょっとした沢川のほとりに岩の窪みがあって温泉が湧いています。

このあたりは白濁した硫黄泉ですが、ここは透明な温泉です。
あついときは横の沢から水を入れますが水が混ざるとお湯が白くなります。

丸尾温泉街からえびの高原に向かう道の脇にあります。
「自然探勝路」の看板から山に入ると直ぐにあります。
往来の多い道のすぐ近くなので、ここの温泉を楽しむには少し勇気が必要です。

木々に囲まれた小さな温泉で気持ちが良いのですが、自然探勝路のルート上にあるので、入浴するときは気をつけて・・・。
露天風呂があることを知らないで自然林を散策する麗人を驚かさないように・・・。

霧島温泉街のホテルに泊まったら、すこし早起きしてチャレンジしてみませんか。

2007年05月07日

秘湯 霧島新湯温泉

[温泉] 新湯温泉

新湯温泉

名温泉といわれた霧島温泉郷は軒並み大きなホテルが立ち並び、昔の情感は失われてしまいました。
しかし、そういった大温泉地から少し奥に足をむけるとひなびたいい温泉があります。

新湯温泉は新燃岳の登山口にあります。
国民宿舎「霧島新燃荘」看板には秘湯・西の大関の文字も見えます。

案内看板に沿っていくと噴煙がいたるところから上がっている岩肌が見えてきます。
その硫黄で白くなった岩肌と強い硫黄の臭いに期待が高まります。
行き着く先は赤松の林の中にたたずむ木造の温泉です。

ここは旅館と湯治の自炊棟、湯小屋が雑然とあります。
泉源となっている川を渡っていくと日帰りの人たちがタオルを片手に湯小屋に向かっています。
いかにも残された秘湯という趣です。

湯小屋には「入湯は1回30分以内、子供だけの入湯は厳禁、二人以上連れ立ってはいること」と注意書きがあります。
硫黄の成分が強くて岩から流れる湯で岩肌は山吹色に変色しています。

男女別の浴室と露天風呂があります。
露天風呂は女湯の入り口にあるので私は遠慮しましたが多くの人がはいっていました。
どの浴槽も黄色味を帯おびた乳白色の湯があふれています。

温度は少し熱く感じるくらいであまりゆっくりと入っていられません。
ちょっと湯船からでて換気のための隙間から入ってくる風に身を涼めます。
それからまた温泉に・・・ 露天風呂と湯小屋を行き来しても良いかも知れません。

ここから所謂、新湯林道が始まり新燃岳への登山口になります。
林道を4Kmくらい進むと少しばかりの登りがあって獅子戸岳と新燃岳の分岐、鞍部につきます。

その登山道には三つ葉ツツジの群生地があり春にはピンク色のトンネルが現れます。
運良く満開の三つ葉ツツジに出会えたなら、その素晴らしさに感激しますよ。
もちろん、山で心を癒したら新湯温泉で体も癒して戻りましょう。

2007年05月03日

犬養の滝と和気湯

[温泉] 和気湯(野湯)

霧島 犬養の滝

妙見温泉の近くに和気神社があります。
その和気神社の近くから川の方に降りて、しばらく山道を進むと犬養の滝が現れます。
突然現れる一条の滝は勇壮で素晴らしい。

この滝は裏の方まで行くことが出来ます。
あまり見ることの出来ない裏側から見ると、手が届きそうなところにある瀑布が迫力満点でせまってきます。
素晴らしい光景です。
少しくらい濡れるのは我慢して堪能いたしましょう。

犬養の滝にいく途中には和気湯があります。
本当に湧き湯という感じの素朴な温泉です。
川のほとりに2坪ほどの四角に掘っただけのような岩湯があり、底の方からお湯が湧き出しているのです。
私が行ったころは囲いも無く手入れもされていなかったけど、最近は囲いもつくってあるそうです。

名前の由来は「和気清麻呂公」ゆかりの温泉ということのようです。
和気清麻呂公は奈良時代の官人で怪僧・道鏡の陰謀を阻止したために流されたのがこの地とか。
「和気神社」も近くにあって綺麗は藤の花が人気のです。
和気清麻呂はその後、赦され中央で活躍することになりますが、その名は温泉としてこの地にも残りました。
坂本竜馬も入湯したというこの露天風呂は、川のほとりで静かな露天の温泉です。

2007年05月01日

山に…温泉に…霧島は憩いの空間

[温泉]霧島温泉郷

霧島温泉は霧島連峰の麓にある人気の温泉郷で、霧島の麓から天降川沿いに温泉が点在しています。

霧島の山々は、殆どが火山であり多くが頂に火口をもっています。
今も煙を上げる山もあれば火口湖として目を楽しませてくれる山もたくさんあります。
その麓の霧島温泉は山歩きをした後に体を休めるにはもってこいの温泉です。

霧島(丸尾)の温泉は硫黄泉の白い湯ですが、海に近づくにつれて透明になっていくのです。
霧島から隼人の方に天降川に沿って下ると妙見温泉があります。
ここは霧島(丸尾)ほど観光地化されておらず秘湯の趣のある温泉郷です。
温泉は大分色が薄くなっているけど、まだ硫黄の匂いがします。

さらに下って錦江湾が近くなると日当山温泉があります。
このあたりになると透明な明礬泉になります。
日当山温泉は生活に溶け込んだ温泉の趣があり安い家族湯が数多くあります。

霧島の麓に生活していると山歩きや温泉を訪ねることが手軽に出来ます。
普段はあまり感じないけど、このような文章を書いていると本当に贅沢なところにすんでいると感じますね。