先だっての俳句の会でお邪魔したがまごう庵を紹介します。田舎そばを出してくれる趣のあるそば屋さんです。
場所は都城市です。都城市と言っても霧島の宮崎側と言った方が分かり易いかもしれません。近くには観光牧場の高千穂牧場もあり、霧島観光のついでの寄るにはちょうど良い場所です。霧島神宮前の国道223号を都城へ向かって進み、御池(高原町)との分かれ道を過ぎてすぐの処にあります。
周りには家がなく、田舎のそば屋さんという趣です。私が行ったときは冬ということもあり、入り口横には薪が積み上げられ大根が干してありました。
ここはそば打ちや田舎暮らしの教室もやっていて、お店の周りには発電用の風車や鶏小屋、椎茸の原木などがあります。「風」という庵もちかくにあり、ここでそば打ちの教室などをしているようです。
お店にはいると随分とお客さんが多く賑わっています。薪ストーブが薪独特の柔らかい温もりを店中に放っています。私は俳句の会ということもあり、奥の離れの部屋で頂きました。こちらは予約をすれば通してもらえるようです。
お蕎麦は「がまこう膳」を頂きました。おそばと赤米のご飯、そして季節のものの料理がつき、芋などを使った自然なスーツが付きます。おそばは、細麺のざるそばと細麺、太麺の2種類の温そばから選びます。私は太麺温そばの田舎そばを選びました。昔ながらの短い麺です。新そばの時期ということもありそばの香りを強く感じました。ざるそばを食べた連れはコシがあって美味しいといっていました。ここの蕎麦は石臼で使う分だけ製粉し自家製麺という事でした。
お店にはそばの実、そば粉をはじめつくだ煮、味噌など地元の食品が並べてありました。ここのパンは美味しいとのことで連れがいくつも買っていました。私も土産に買おうかと思いましたが、残念ながら食事が終わって帰る頃には売り切れていました。パンも人気のようです。
がまごう庵 アクセスマップ
宮崎県都城市吉之元町5186