霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

歴史散策

高屋山陵 山幸彦の眠る山

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高屋山稜

神代山稜の第二段は高屋山稜です。前回の可愛山稜でご紹介した瓊瓊杵尊の御子にあたる彦火火出見尊の御陵です。

海幸彦と山幸彦のお話をご存知ですか。古事記に出てくる神々の壮大な兄弟喧嘩のお話です。
天上からこの地上に降りてきた神様が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ですね。天孫降臨です。その瓊瓊杵尊の御子たちのお話です。

海幸彦(火照命)がお兄さん、山幸彦(彦火火出見尊)が弟です。
ある日、山幸彦がお兄さんの海幸彦の道具を借りて海に漁に出かけますが、その釣針を無くしてしまったことから争いがはじまります。

その山幸彦こと彦火火出見尊の御陵が高屋山上陵です。
高屋山稜は鹿児島空港の近くにあります。
空港から山手の方にしばらく進むと左手に溝辺町の上床公園がありますが、その道向かいにあります。

高屋山上陵

駐車場から伸びる、苔むした長い階段があります。
その階段を登っていくと、ちょっとした広場になっており奥に柵があります。その先が御陵で厳粛な趣です。

階段側と反対側にも駐車場があり、こちらからは急な階段を上らなくても御陵に行くことができます。

他にも彦火火出見尊御陵の伝承は宮崎などにもあるそうですが、明治になってこの地に定められたようです。こんな近くに山幸彦の御陵がある知ったときは驚きました。

その兄弟喧嘩ですが、弟の山幸彦が勝って天皇家へとつながり、負けた海幸彦は隼人族の祖となったといわれています。その勝ち負けは神社の扱いでも如実に表されいます。勝った彦火火出見尊の皇霊は霧島市の鹿児島神宮に祀られていますが、負けた火照命は鹿児島神宮の入り口の鳥居の神宮に向かって左手にある小さい祠に祀られいます。つまり、古代よりこの方、門番をさせられいるわけです。

高屋山上陵 アクセスマップ

31°49'30.4"N 130°41'32.6"E

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