霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

登山日誌

京丈山(熊本)にカタクリを愛でに(H20.4)

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ヒトリシズカ五家荘は遠い。
鹿児島からだと3時間もかかります。
でも、その分、素晴らしい自然、素晴らしい山が待っています。
今日は中央山地、五家荘から京丈山を目指します。
カタクリの花を愛でに。

カタクリ、可憐な花ですね。
うつむき加減に咲く大輪の花は控えめで厳かな感じです。
花言葉は「初恋」。
この中央山地では京丈山、雁俣山などに見受けられるとか。
カタクリは九州では珍しく希少植物として保護されていますので踏まないように気をつけましょうね。

9時にハチケン谷から登りはじめました。
最初は林道です。
沢沿いに結構長く歩きます。
新緑と沢の清らかな流れは眠たがる脳細胞に活力を流し込んでくれます。
山頂近くなるとカタクリの葉はありますが花は見当たりません。
わりと順調にすすんで山頂には11時半につきました。
そして、一輪だけ山頂にカタクリの花が咲いていました。
山頂に一輪って感動的なシュチエーションですね。
あと1週間後くらいが見ごろでしょうか。
雁俣山の方がちょうど見ごろとか。

苦労したのは下りです。
ワナバ谷の方に降りたのですが、これが崩落が激しくてあちらこちらを沢にくだって巻いたりしながら降りることとなりました。
順調に行けば5時間ほどの予定が7時間ほど掛かりました。
これからはワナバ谷の方は止めたほうが良いかもしれません。

初めての五家荘の山々は自然に溢れ、花が沢山の山でした。
初夏、そして秋と季節の折々に楽しめることでしょう。
カタクリの花は少しでしたが、色々な花を愛でることが出来て楽しい一日でした。

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