皆さま、あけましておめでとうございます。
正月は例年どおり宮崎の実家に帰ってきました。帰るといつもの通り昼間っから飲んだくれていました。いいですねぇ、懐かしい人たちと語らうひと時・・・。
私が生まれたのは宮崎県の北の方にある小さな漁村です。小さな漁港があって、港の淵に家があるような感じです。今は高い堤防ができていますが、私の小さい頃は自然の入り江が港になっているような処でした。港というよりも湊という感じですね。
そんなだったから台風の時なんかは庭先まで潮が上がってきていました。
港を見下ろす小高い丘に恵比寿さんが祀ってあります。この港を使う漁師たちが祀っている小さな祠です。祀ってある恵比寿さんは色も剥げてしまっていますが、長年の港を見守っているお顔は朗らかに笑みを浮かべています。田舎に帰ったときは、いつもお参りしています。
近くには広い砂浜が広がっています。随分と長い砂浜で4Kmもあります。ここは年中サーフィンで賑わっています。真冬でもサーファーが海間を漂っています。寒くないのでしょうかねぇ。
砂浜が無くなったり痩せてきたという話が多いですが、この浜は逆に広がってきています。砂で埋まってきているんですね。子供の頃に遊んだ岩場や淵がすっかりと砂に埋もれていて風景が随分と変わっています。まぁ、しかし、砂浜はいいですね。すっかりとサーファーに占領された感じがしますが、いまでも良い散歩コースです。渚は天地海の交わる処です。