霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

登山日誌

霧島連山 樹海を歩く(H19/4)

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霧島樹海「ここから新燃岳、獅子戸岳方面へのコースは旧登山道が途中から全く不明になっておりルートファンディグのできる山の経験者、ベテラン以外の一般登山者、初心者には困難で危険をともないますので、利用しない方が賢明です。経験者の方でもテープ等の目印に十分注意してください。」

きょう行ったコースの入り口にある立て札に書いてありました。
そうです、きょうはこのコースを二人で歩くのです。
連れは迷った経験者、わたしはその連れに連れられての初コース。
この立て札が否応なく不安をつのらせます。

いつものとおり、いつもの時間に、いつもの場所で待ち合わせて、高千穂河原から山中に入っていきます。
しばらく歩くと件の立て札が現れます。
さて、ここから1時間ほど目をかぁっと見開いて赤い目印を探し、探し、進んでいくことになります。

朝方は暖かく見守ってくれたお日様も雲隠れです。
葉の落ちた木々の間に風が通り抜けると心細さだけが膨らんできます。
「ここで猪が出てきてねぇ」
「ここで迷ったの」
「あっ、鹿の骨・・・」
連れは私を元気づけるつもりは無いようです。

そんなこんなしているうちに樹海も潜り抜け、連休の頃には花園になるという草原を通り抜け、見慣れたルートに出たところで昼食です。
昼餉の頭上では、いつしか烏どもが集まって様子見です。
烏どもは集まって何を相談しているのか、どう見ても祝福に集まっている様子ではありません。
でも、あとはご存知の縦走ルートを戻るだけです。

新燃岳の碧の火口湖は、いつもより水を湛えてさらに妖艶です。
その火口の淵を歩きながら短歌の話など。
今日も心細くも楽しい一日でした。
次は花園を愛でに来ないといけないですね。
翠深まり赤い目印が見づらくなる頃。

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