霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

登山日誌

雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19/4)

更新日:

雨の山行でした。
週の半場から傘マークが気になる山行予定でした。
最近の天気予報はよく当たります。
しかも、超雨男も参加しているようです。
今日は新湯から大浪池に直登するコースで初めてです。
新湯から大浪池東回りの電波塔までの電力線を辿る用に登って行きます。
このコースは登る人もほとんどいないコースですね。
12人のメンバーです。
9時から登りはじめて11時前に大浪池に着きました。
ここで早い昼食です。女性の同行者から差し入れが嬉しいひと時です。

大浪池から韓国岳も直登コースで結構な急登です。
途中で雨が降り始めましたが、雨具は上着のみで軽く・・・これが判断の誤りでした。
いつもなら登山客でにぎわう韓国岳山頂も今日は誰もいません。
この頃には雨は本降りになり吹き上げる風に震える羽目になりました。
それでも元気な人たちは記念写真など取っておりまいた。
私はパス。

韓国岳から獅子戸岳へと向かいます。
ここの下りは予想道理に大変な状態でした。
レギュラールートの賑わいで抉れた道が川のようです。
あちらこちらで誰かが滑っています。
人間があたふたしているのを蛙が出てきて眺めています。

獅子戸岳へ着く頃には開き直って雨の中をびちゃびちゃと進みます。
ここを下るときは凄まじい吹き上げの風にのって雨が下から降ってきます。
もう早くおりることだけ考えて俯きながら降りるしかないです。

いつもならツツジの咲いている鞍部も、このまえの寒波の影響か蕾が固いようです。
これにはちょっとがっかり。
「きょうは雨の山行の訓練かぁ」
そう思っていると目の前に黄色く垂れた花が広がりました。
霧島ミズキです。
数輪の黄色い花が房になって垂れています。
水木というくらいで、雨にとても似合っていました。

車についたのは5時でした。
いつもの倍ちかくの時間をかけての行程でした。
おりた後は一目散に温泉に直行です。
温泉でやっと生き返った心持でした。
随分とつかれた山行でしたが、たまには雨の霧島も良いかもしれません。

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