霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

登山日誌

仰烏帽子山 福寿草を愛でに(H21.2)

更新日:

福寿草「今日のメインは何ですかぁ」
隊長さんから声が聞こえてきました。
「福寿草でぇす」
一斉に答えます。
「じゃぁ、山頂はパスしてぇ福寿草にぃ」
ハハハ、そりゃないよと女性人から声がかかります。
私はそれもありかと思いつつ笑ってその場を凌ぎます。

今日は仰烏帽子に福寿草を愛でる登山です。
かれこれ、3年ほど待ち焦がれた機会がやっと廻ってきました。
今までは皆さんの写真をみながら機会に恵まれない自分の境遇を、ただただ悲しんでおりました。

7時集合、そえから高速でえびのまで、そこで隊長さんと待ち合わせ後に熊本は五木にむかって進みます。
五木の道の駅まえでもう1人と合流して仰烏帽子へ、こんなに車で登っていいのというくらいに登ると登山口です。
登山口には、もう沢山の車がとまっていました。
皆さん、よくご存知で・・・という私達も鹿児島、宮崎、熊本の混成チームです。

ここの福寿草を目当てに入山する人も多いとのことで、踏み荒らしなどで数が少なくなっているようです。
むやみに登山道からはなれて写真など撮らないようにとの注意書きが沢山あります。

沢沿いにそれなりの坂を登っていくと仰烏帽子山頂と福寿草の群生がある仏石との分岐がありました。
福寿草の方に行くのかと思っていたら、やっぱり山頂の方へ。
そうですよねぇ。
山頂は狭いものの展望が良く、市房やわが霧島連山までも一望に見渡すことが出来ました。

人も多くて思い思いに弁当を広げているのでちょっと降って林のなかで昼食です。
あっ、カップラーメンを作っているぅ。
あっ、バーナーが出てきた、あっ、チャンポンだぁ。
皆さん、とっても美味しそう。
わたしは相変わらずのおにぎりだけど、それでもお昼は山行の楽しみのひとつです。

さて、さて、目的の福寿草は分岐まで引き返して、もうひと歩き。
岩場をおりると一面に黄色い花が咲いていました。
蝋のような光沢をもった黄色い花びらがあちらこちらに。
ここまでの道のりで重くなった足から疲れが引いていきます。
素敵です。

そこで一頻り福寿草を愛でた後は、さらに奥の方に進んでいきます。
奥の方の群生が素晴らしいとか。
みると皆さん、そちらの方にむかって歩いています。
登っていくと岩の間に黄色い宝石をちりばめたように福寿草が。
そして、そこら一面にカメラマン。
促成カメラマンも加わって春の雫のような花、福寿草を持ち帰ろうとファインダーを覗いています。
もちろん私も。

登ってきた沢を下りつつ、福寿草の可憐な花、美味しそうだったチャンポン、美味しかった生チョコ大福を思い出し、おしゃべりをしながら余韻にしたります。
また来年もこないと。

仰烏帽子山 登山記録

登山者 私、ハンターさん、コパさん、OAN

7:00 集合 高速でえびのまで
8:00 ループ橋合流
9:50 仰烏帽子 登山口(登山開始)
11:00 分岐
11:50 山頂(昼食)
13:00 分岐
13:10 福寿草群生地(下部)
13:45 福寿草群生地(上部)
14:30 福寿草群生地(下部)
14:40 分岐
15:20 仰烏帽子 登山口(下山)

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