霧島の麓にて

霧島の麓から田舎暮らしの日々をつづります・・・山登り、短歌、そしてパソコンな日々

田舎の風景

女郎蜘蛛が一人居の屋敷で見る夢は・・・

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蜘蛛雨上がりの中、我が家の回りを散策していたら面白いものを見つけました。蜘蛛です。

加治木町では蜘蛛合戦が有名ですが、その蜘蛛合戦に出てくるような大きくて綺麗な色をした蜘蛛が巣の上を行ったり来たりしています。何をしているのだろうとしばらく眺めていると、なんと巣作りをしていたのです。蜘蛛も蜘蛛の巣もよく見ますが、その巣作りの最中にお目にかかったことは初めてです。とても面白い動きです。

雨か風で大切な巣が破れたのでしょうか、私が近くで覗いていることなど気にもしない風で一心不乱に巣作りをしています。すでに縦糸は張り終わっていて、その縦糸を足がかりに行ったり来たりしながら横糸を張っていきます。

蜘蛛の糸は蜘蛛のお尻から出てきますが、どんなに目をこらしても出てくる様子は分かりませんでした。蜘蛛のお尻が動くとそこに糸が張られているのです。

糸がお尻から出てくるということは、目は・・・そうあの八つくらいある目、その目は糸を張っている部分を見えていないはずです。でも、上手に縦糸に絡めて、しかもその横糸の間隔が乱れていないから不思議です。そのあまりの手際よさ、上手さに暫く見入ってしまいました。素晴らしい。
IPHONEで動画撮影もしてみましたが、後で見たら糸が見えずに何をしているか分からなく残念動画になっていました。

それ以降、むやみに蜘蛛の巣を壊さないようにしています。あれだけ頑張って作っているのですからねぇ。通り道にあったりして邪魔になるのは致し方ないですが、隅っこにや高いところにあるのは別に邪魔になるわけでもないですから、そのままにしておきます。

日頃は通り過ぎてしまいそうな裏山の隅っこの風景ですが、立ち止まってみると興味深い光景や動きが落ちていたりします。たまにはバタバタと走り回らずにゆったりと歩いて散策したいですね。

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