宮崎は都城の「がまごう庵」でやっている「田舎暮らしを愉しむ講座」という教室に参加しました。内容は田舎料理の教室です。月に1回の教室で味噌やコンニャク、ベーコンなんかを作って行きます。
今回は5月ということで「あく巻」作りでした。
あく巻は鹿児島ではポピュラーです。特に田舎では。端午の節句頃になると色々な家であく巻作りをして、色々な家からおすそ分けが回ってきます。我が家でも作ったことがありますが、それはそれは手間のかかる物です。
教室は4月からですが、私は4月をお休みし今回が初めての参加でした。
普段は10時からですが、今回は手間のかかるあく巻ということで早めに集まったようです。30前に到着したのですが、もうもち米を竹の皮に包む作業が始まっていました。
あく巻はもち米をあく汁(灰汁)に1日つけたものを、竹の皮に包んで茹でていきます。その茹でる時間が最低でも3時間くらいかかります。
教室は10時から1時までですので茹でるだけで教室が終わってしまいます。それで早めに集まって包む作業を始めることになっていたようです。
教室の生徒は30名ほどでした。ほとんど女性で男性は私のほかに1人だけです。思いのほか多い生徒が集まって賑やかでした。
あく巻を包んで大きな釜にいれて茹で始めるとひと段落です。その間にお昼ご飯の準備で外に出てセリやタケノコを採ってきて味噌汁などをつくります。ご飯は大きなハガマで薪で炊きます。
あく巻が出来るまで時間があるので特別講座がありました。まずはお茶作りです。お茶をつんで釜炒り茶をつくりました。釜の代わりにフランパンで炒ってお茶にします。お茶の作り方は我が家で電子レンジで作ったのをフライパンに変えた感じです。
次は日本ミツバチの話でした。これは興味があります。日本ミツバチは結構、沢山いるらしく簡単に飼うことができるとのことでした。やってみようかな。
そんなこんなしているうちにあく巻が茹で上がったので、一人一本づつ貰って教室が終わりました。
来月は梅干しとらっきょう漬けのお勉強です。我が家でも作っていますが、さて新しい発見がありますでしょうか。楽しみです。